三島作品は読んだことないので、
原作を読んでいる人にとって
どうなのかはわからないんですが、
私は全体的に良い作品だと思います。
大正時代の貴族世界という
設定だけでドキドキ。
竹内結子、妻夫木聡コンビって「ランチの女王」を
思い出しました。現代劇のイメージが強い二人が
時代物って?と思っていましたが、違和感はそこまで
なかったです。
行定作品はセカチューしか見たことがないんですが、
トーン(画面の暗さとか)が暗めなのかな?
音楽とかで妙な盛り上げ方とかもしないし、
静かに進んでいくから余計に二人の恋の部分が
際立って引き込まれます。
あと見所は豪華な衣装や、建物(古い建造物を
借りたのかな?)、調度品や馬車など。。。
見事に大正浪漫の世界を味わわせてくれます。
ケチケチした作りじゃないのに満足です。