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[1009] 投稿者:JC - 気まぐれペーパー講座(第3-6-2回) RES


 前回は我が誕生日に開講しました。すでに1か月以上が経ちます。その間、徐々に暖かくなり、桜も咲き(いやすでに葉桜か)、野鳥用の温州みかんも終わりました。ヒヨドリとメジロが来なくなり、ヤマバトとスズメの大群だけです。ときどきハッサクでも枝に刺しておきましょうかね。

 そして、新入生、新入社員の4月となりました。勤め先にもピカピカの一年生が入ります。本社研修が終わると、配属先にやってきます。今年は少数精鋭です。それでも若いエネルギーを吸い取って、我が活力にするつもりです。娘も部活への新入生勧誘に躍起です。昨年は「怖い先輩がいるから」との理由で入部者ゼロだったそうです。「今年は優しく優しく勧誘するんだ!」と言っています。上の学年に部員がいず、下の学年にも部員がいず、娘の学年だけで構成されています。今年入れておかないと廃部の危機となります。さあ大変です、なんとかしろよな〜。


3-6 鼻 
3-6-2 鼻の皮膚炎

 鼻をよく観察してみましょう。脱色、色素過剰、紅斑(赤い斑点)、脱毛などはありませんか、糜爛・潰瘍(皮膚がはがれてジクジク状態)、水疱(水溶物の溜まったブツブツ)、膿疱(膿が溜まったブツブツ)、痂皮(かさぶた)、結節(硬いブツブツ)などはありませんか。それぞれの皮膚病については第3-3-1回〜第3-3-7回で登場させました。ちょっとだけ復習をしていただけると助かります。ここではごく簡単な紹介にします。

 鼻の皮膚炎は飼主さんがすぐに気づくことができます。その原因はいろいろです。ケガから細菌が侵入しての皮膚炎、ダニなどによる皮膚炎、膿皮症、カビによる糸状菌症、亜鉛不足による皮膚炎、自己免疫病のエリテマトーデスなどです。

 代表的な鼻の皮膚炎として・・

@日光性皮膚炎
 病変は鼻に限定しています。強い日射によって起こります。最初は鼻梁部分が白っぽくなります。

A亜鉛関連性皮膚病
 元々、亜鉛を吸収する力が弱い犬種がいます。ハスキー、マラミュートもその傾向があります。亜鉛欠乏ではなく、たくさんの亜鉛を要求するからとも考えられています。繊維分の多い食物の摂取、カルシウム過多(サプリメントによる)などでもみられます。病変は、鼻以外に顔、粘膜皮膚の移行部、腋の下、足の裏などにも出てきます。

Bプラスチック(またはゴム)製容器による皮膚炎
 プラスチック製、あるいはゴム製容器で食事を与えている場合に起こります。鼻と唇に皮膚炎が見られますが、潰瘍・痂皮などは見られません。

C円板状エリテマトーデス
 初発部位は鼻です。日射で悪化します。

D全身性エリテマトーデス
 その名のとおり全身に皮膚病変が認められることがあります。特に多いのは鼻、顔、粘膜皮膚の移行部です。

E天疱瘡
 最初は顔と耳に、そして足の裏に病変が見られます。

 重篤な全身性エリテマトーデス、外科措置・放射線治療が必要な腫瘍疾患を除けば、外来での治療になります。飼主さんができることは、日射で悪化する皮膚病(上記の@、C、D、E)では日射を避ける、滲出物や痂皮などは温かいタオルで拭いてあげる(ゴシゴシとこすってはいけません)、プラスチック製やゴム製容器を交換する、アレルギーの原因となるような薬剤は避ける・・などです。

 病院での治療法は原因により様々です。例えば、カビ性皮膚炎には抗カビ剤、日光性皮膚炎にはステロイド剤と抗生物質が使われます。エリテマトーデスには免疫抑制療法が行われます。腫瘍では外科的切除、化学療法、放射線療法などが行われます。いずれにしても難治性の皮膚炎は病院での治療が必要です。

2008年04月12日 (土) 10時27分

[1008] 投稿者:AMCJ - 集団アイチェックのお知らせ RES


遺伝性眼疾患などイヌの眼についての集団検診が来月開催されます。
FCRSJが主催、マラミュートのAMCJも空きに入れていただく形で参加いたします。
定員に達し次第、締め切りとなりますので、ご希望のかたは至急、前田まで直接ご連絡ください。
定員に達しなくとも、今週末には締め切ります。
AMCJでは、将来ブリーディングに使う可能性のある会員所有のマラミュートに関しては、検査・診断料に会のほうから若干の補助を出しています。
集団アイチェックは、参加人数がある程度まとまらないと開催できないため、滅多にない機会です。
皆さまのところからは遠いかもしれませんが、ご希望のかたはどうぞこの機会にお申し込みください。


開催日 :2008年4月6日(日曜日)

場 所 :千葉市内 (お申し込みのかたに詳細を連絡いたします)

時 間 :午前の部  8:30集合 9:00開始
    午後の部 12:30集合 13:00開始

費 用 :お申し込みの際にご案内いたします

お申込先:山梨県小淵沢町の前田まで
     tel&fax:0551-20-5371
メールアドレス:wolfpack●eps1.comlink.ne.jp
     (●を@に変えて送信してください。epsの次はLの小文字でなく数字の1です)

2008年03月04日 (火) 22時41分

[1007] 投稿者:JC - 気まぐれペーパー講座(第3-6-1回) RES


 銀平のご冥福をお祈りします。

 3月です。いよいよ春めいてきました。今冬は関東地方にも久しぶりに降雪・積雪がありました。ただし、我が家近辺での積雪は無視できる程度でした。カミさんが大枚をはたいて購入したスタッドレスタイヤが活躍することは皆無でした。あれほど積雪を心配していたカミさんですが、タイヤ交換直後から降雪&積雪を心待ちにしていました。現金なものです。ま、「備えあれば憂いなし」で“よし”としておきましょう。そろそろノーマルタイヤに交換します。

 すでにお犬様の“恋の季節”が到来しています。レオが脱走事件を起こしました(近所のおば様方のおかげで大事には至らず)。散歩での女の子情報収集に余念がありません。あちこちを嗅いではよだれダラ〜リです。とても時間がかかる散歩になっています。レオはもうすぐ11歳ですが、いつになったら枯れてくれるのでしょう。ただ、ときどき疲れたような様子を見せることもあります。訃報を聞くたびに健康状態が気にかかります。単なる怠惰なのか、本当に調子が悪いのかが区別つかないことも多いのです。そろそろ健康診断に連れて行きます。

追伸:実は本日は私の誕生日です。還暦&ヒモ生活がいよいよ近づいてきました。なんだかワクワクします。

 さて、歯・口の病気が終わりましたので、今度は鼻・目・耳の病気へと移ります。まずは鼻の病気として「鼻血」と「鼻の皮膚炎」を紹介します。今日は「鼻血」です。

3-6 鼻 
3-6-1鼻血
 
 鼻からの出血にはいろんなケースが考えられます。一時的に大量に出血が見られたり、少量ずつが継続して見られたりです。鼻血の原因は鼻腔内に問題があるときとそうでないときに大別されます。そうでないときの原因は、血液凝固障害、そして血管性、あるいは全身性疾患です。

 鼻腔内の問題は、異物の存在、外傷、感染症、腫瘍(老齢犬のポリープなど)、歯槽膿漏の悪化などです。血液凝固障害の多くは血小板減少症です。免疫関連疾患、リケッチア感染、骨髄の腫瘍、再生不良性貧血などで起こります。先天的な血小板機能異常としては以前紹介したフォン・ヴィルブランド病があります。血管性・全身性疾患は、免疫関連疾患・リケッチア感染などによる血管炎、腎臓病による高血圧症などです。

 血小板減少症はハウンド系に多く、免疫関連疾患は小型〜中型犬の雌に多く、リケッチア感染は流行地に住んでいる犬、あるいは流行地を旅行した犬に見られるそうです。

 飼主さんができることは、出血量はどうか、一時的なのか、持続して起こっているのかを十分に観察しておくことです。この情報は診断の大きな助けになります。可能であれば鼻腔内に異物がないか、外傷がないかなども観察してください。頭部の打撲による鼻血も多いそうです。鼻だけではなく、頭部全体も見ておきましょう。

 鼻血は軽ければ自然と止まります。焦って綿棒などで処置したり、ティッシュを詰め込んだりするとよけいに悪くなることもあります。まずは安静にさせて様子をよく観察してください。原因不明で継続して鼻血が見られるときは、やはり動物病院のお世話にならなければなりません。病院では鼻腔内検査とともに血液・尿検査などが行われます。原因が確定すればそれぞれの原因に対する治療が行われます。少量で一時的であればそれほど心配はいりませんが、継続して鼻血が見られるのはよくありません。かかりつけの動物病院で相談されることをお勧めします。

2008年03月02日 (日) 10時03分

[1001] 投稿者:JC - 気まぐれペーパー講座(第3-5-5回) RES


 ファイル、チャンピオン完成おめでとう。ご家族で勝ち取られたところがすばらしいですね。

 前回研修会に参加したときの出来事です。高速道路の混雑を回避するためにとても早くに自宅を出発しました。渋滞が予想された箇所を過ぎ、「よし、これで大丈夫だ!」と思いつつ途中のサービスエリアで休憩していました。そこに現れたのがとても美しいマラミュートでした。

 「おっ、マラミュートだ。この時間にこの場所だと研修会参加に間違いない」と思い、かつこちらはAMCJロゴ入りのベンチコートを着ていましたので、すぐに近づいて声をかけました。そしてそれがファイルでした。大きくて、美しくて・・あの頃からチャンピオン完成が運命づけられていたのかもしれません。我が家のアンポンタンとは風格が違いました。長旅に飽き飽きしたのか、「フゴフゴ」叫びながら全身で喜びを表現していました。そしてそして・・とっても大きなウンチをされました。

 そうそう、研修会場での飼主さんとの歩行訓練も印象的でした。あの頃はまだまだ若く、歩行訓練でも前に出たくてたまりません。「つけ」の命令に従いながらも前に出たい欲求を必死で抑えている・・そんな健気な姿をニヤニヤしながら眺めていました。


3-5 口・歯
3-5-5 口内炎
 
 口・歯の最後です。口腔内の炎症、つまり口内炎を紹介します。

 口内炎を患った犬は食欲が落ちます。いや、お腹はすいているのに食べようとはしません。痛み・違和感があるのでしょう。よだれが多くなりますし、口臭もきつくなります。ときどき口を掻くしぐさを見せます。微熱が出ることもあります。

 そんなそぶりを見せたら口の中を覗いてみましょう。まず歯茎・歯を観察し、特に問題なければ口腔内全体を眺めてみましょう。口内炎は見た目も大きさもさまざまです。赤く腫れていたり、ただれがあったり、内部に水がたまる水疱ができたり、潰瘍(かいよう)ができたりします。最上層が崩壊して、その下にある組織が露出してできる穴が潰瘍です。穴の内部に残った死んだ細胞と食べもののカスのために白っぽい色になります。

 「潰瘍性口内炎はマルチーズに多い」との報告があります。特に雄犬に多いようです。それから「ハスキーには好酸球性肉芽腫がよく見られるが、遺伝性かもしれない」、「大型犬種には歯肉過形成、シーズー、グレイハウンドには進行性歯周炎が多い」とも書いてありました。マラミュートは出てきませんでしたが、ウェンディ(レオの娘)には歯肉にぷっくらとしたイボのような腫れがあります。歯肉過形成かなあ、良性腫瘍かなあ・・特に痛みなどはなく、食欲も普通ですので経過観察中です。

 口内炎の原因は様々です。例えば・・・

代謝性:糖尿病、上皮小体機能低下症など
免疫介在性:天疱瘡、エリテマトーデスなどの自己免疫疾患、薬物に対する過敏症
感染性:細菌、真菌、ウイルス(ジステンパーなど)
外傷性:異物、感電(電気コードを噛んで)、化学物質、咬傷(蛇など)、植物のトゲ
毒性:植物毒など

 原因がわかればそれぞれの原因に対する治療が行われます。ま、対症療法として炎症には抗炎剤、抗生物質などが投与されます。飼主さんができることは正しい食事管理と飲み水管理です。口内炎がひどいときは柔らかめの食事が必要なときもあります。水は毎日清潔な水を与えましょう。また、歯周病があれば治療を受けるようにしましょう。

 あるサイトに口内炎に関する記述がありました。口内炎を分類してその特徴が書いてありました。それからの引用を“おまけ”として追記しておきます。

系統性口内炎:何らかの全身性疾患があって口内炎が起こるものです。レプトスピラ症、天疱瘡、糖尿病、ビタミン欠乏症などが原因になります。患部は赤く腫れ、ただれています。食欲が落ちます。よだれが多く、口臭もきつくなります。

潰瘍性口内炎:病気や外傷で抵抗力を弱ったときに細菌が感染して起こることが多いようです。口臭がとても強くなり、ネバネバした唾液を大量に出します。痛みが強いので食欲がガタ落ちです。

壊死性口内炎:壊死とは組織や細胞が局部的に死ぬ状態です。歯周病によって起こることが多いとされています。症状の程度は強いものからそうでもないものまで様々です。唇を掻くことが多く、口唇に脱毛が見られます。

2008年02月10日 (日) 09時31分

[1000] 投稿者:AMCJ - おめでとう、ファイル! RES


明るいニュースです。
AMCJ会員である、栃木の井上「ファイル」こと、ZAVERRIWON LUGAR COMUM(ザベリワン ルガール コムン)がこのほど、チャンピオンを完成しました。
何といっても皆さんにご報告したいのは、今回、ファイルのショーイングからチャンピオン完成に至るまですべて、井上さんご自身によるオーナーハンドリングだった、ということです。拍手を送ります。すごい!

井上さんご家族は最初のマラミュート「バンディ」を、悪性腫瘍のため長期にわたる遠方の病院での治療と介護の末に亡くし、ファイルは2頭目のマラミュートでした。AMCJ研修会にも、毎回ご家族で熱心に参加してくださってますよ。
2002年のセミナーには3本足のバンディと共に参加し、2006年にはファイルがウェイトプルに出場、ご家族で応援されてましたから、皆さんのご記憶にも残っているのでは?

しかし、ドッグショーはまったく白紙状態からのスタートでした。
出すこと自体は誰にでもできます。しかし、目標を定めての普段からのコンディション作りに始まり、プロと並んでも負けないショーグルームを施し、ショーのシステムを理解して、いかに自分の犬の良いところをアピールするかの研究とハンドリング練習を重ね、お仕事の合間に時間を作って遠方の会場へ出向くのは、なかなか容易ではないと思います。
ショーイングはお兄ちゃんが頑張ったのですが、いつもご家族全員で会場にかけつけ、ファイルを中心に、時にはドタバタと、時には温かく家族で協力されているのが印象的でした。
地道な努力を続けた甲斐あって、昨秋以降は追い風が吹き、何度もグループ1stを獲得しました!
確かにファイル自身もコンディション的に盛り上がっていくのが感じられ、どんどん美しくなってきたのが見事でした。最近は2006年の研修会の時とはまた見違えるようでしたよ。
良く伸びる、力強く弾力のある歩様も彼の大きな魅力の一つだったのですが、一番良い歩様を一番良く見える角度から、上手に見せたのも井上さんの練習の成果です。

井上さんご家族の“犬活動”は、ショーだけでありません。ファイルと共に犬ぞり大会にも出たり、何と訓練競技会まで出場されています!(井上さんいわく「うちの家族は犬で繋がっている」とか・・・)

犬関係のどんなイベントにも言えますが、最近はショーに出てくるマラミュートが少ないのが残念です。同犬種とあたる機会が少ないため、全犬種の中に混じって、その中で高い評価を得なければなりません。
しかし、井上さんのように、最初は評価を気にせず、家族と共に休日を愛犬と楽しむ、という形でのショー参加も良いのではないでしょうか。
磨けばまだまだ光る玉(?笑)も、いるかもしれませんよね。
ショーを愛犬と一緒に楽しんでみたい、と興味をお持ちのかたはどうぞお知らせください。ショーイングのノウハウ、犬の作り方など、マラミュートのAMCJとして少しばかりご協力してさしあげたいと思います。(ただし、去勢・避妊済みの犬は出場資格がありません)

2008年02月06日 (水) 23時39分

[994] 投稿者:AMCJ前田 - Black Ribbon RES


残念なお知らせです。
ご存知のかたも多いと思いますが、大西ルーポが1月26日夕方、急性腎不全のために亡くなりました。
(ルーポは J.CH.&Int.CH.ZAVERRIWON QUARK AND THE JAGUAR  です)
突然の知らせに驚きました。3日前まで特に変わった様子もなく散歩にも出ていましたが、突如具合が悪くなり、治療はしたものの既に救命できる段階ではなかったそうです。
ご家族全員に看取られて、ご自宅で最期を迎えました。
「ルーポからは計り知れないほど多くのものを与えてもらいました。ルーポが小さい頃の写真を見ると自分たちの姿も驚くほど若くて、一つの時代を家族と共に乗り越えながら生きてくれたかけがえのない存在だったんですよね。その大きさがひしひしと感じられるんです、ルーポにはすごく感謝してます」とのことでした。
お住まいは大阪市の街中で、散歩コースは有名な繁華街です。一度外に出れば、必ず数人の通行人が”触らせて”と声をかけて来たそうで、これまでトータルすると何千人もの人と接触してきたでしょう、とのこと。
「でもルーポは最後の最後まで”人間はとてもいいもんだ”と信じきって、そのまま去っていきました。だからその点では良い一生を送らせてやれたと思ってます」とおっしゃってました。

振り返れば色々なことが思い出されます。
ショーで華々しく活躍してインターナショナルチャンピオンを完成したこと。AMCJの仲間大勢でショーの応援帰りにルーポ宅に押しかけパーティーしたこと。ネズミのように小さな保護子ネコにとても優しかったルーポ。原因不明の皮膚病が長引き、結局去勢して完治したこと。脾臓に腫瘍が見つかり摘出手術を行なったら、それがきっかけで胃捻転まで起きて再び開腹、危うく一命を取り留めたこと・・・。
考えようによっては、色々乗り越えながら、ここまで生きることが出来てよかった、といえるのかもしれません。

ルーポの兄妹は我家にもいますし、たまたま偶然、その内6名の飼主のかたがAMCJに入会してくださってます。
犬はルーポだけ1頭、室内で寄り添って暮らしてこられた大西さんご家族の心中をお察しするとともに、ルーポの冥福をお祈りしています。

2008年01月27日 (日) 01時00分

[995] 投稿者:JC - ご冥福をお祈りします


 アラディン、そしてルーポと“巨星堕つ”という感です。冥福を心よりお祈りします。ご家族の心痛を思うと言葉がありません。マラミュートの死はいつも突然やってくるように思えます。心の準備が間に合いません。最期の最期まで毅然とした彼等の姿に感動すらおぼえます。「もっともっと迷惑をかけてもいいのに」と思ってしまいます。横で寝転がっているレオに「長生きしろよな、認知症でも寝たっきりでもいいからな」と声をかけました。

合掌。

2008年01月27日 (日) 07時17分

[996] 投稿者:レト母 -


ご冥福をお祈りいたします。

でも、なんだかあまりに急で驚いています。
ルーポは、○○橋をゆったりとお散歩しているイメージがつよいので。

まだまだ若いとかってに思っていました。

2008年01月27日 (日) 22時13分

[997] 投稿者:れんたろう - 驚きました。


東京でのショーで元気に走っている姿を思い出します。

ルーポの次世代を楽しみにしていたのに残念です。

でも、家族に看取られたのであれば彼はとても幸せだったと思います。

2008年01月28日 (月) 13時53分

[998] 投稿者:Hiro. -


残念です・・・。
ルーポも含め、大西さんのご家族は充実した時間を過ごされたとは思いますが、まだ早すぎです。

知っている犬たちが旅立ったという知らせをもらった時はいつも辛いですが、血縁犬や兄妹犬となるとその想いは言い表せないほどです。

ルーポのご冥福をお祈りいたします。

2008年01月28日 (月) 14時24分

[999] 投稿者:ルーポのパパ - 有り難うございます


沢山のお言葉,本当にありがとうございます。
確かに急な出来事で正直まだ実感がわきません。
いつものとおり、今も我が家のリビングに彼が寝そべっているような、その辺にいるような気がします。
我々は非常に濃密な時間をルーポと共に過ごす事が
出来ました。
この世での別れは唐突にやって来ましたが、ルーポ
はきっとまたいつか帰ってくるような気がします。
He shall return です。

生前、多くのご愛顧をいただきました皆さんには感謝の気持でいっぱいです。
ルーポに代わりまして心から御礼申し上げます。
前田さんも書いていただいているように、本当に彼は多くの人々に可愛がっていただきました。
そして人間に対してほんの一瞬でも不信感を持つような事はなかったと思います。
また生来、気性がしっかりとしていた為、小さな事を気にせず、いつも陽気な性格でした。

振り返って見れば9年半という年月はあっと言う間で
生後45日目に空港まで迎えに行ったのが昨日の事のように思えます。
短くもあり,長くもありましたが、本当に盛り沢山な中身でした。
その素晴らしい出会いのきっかけを作っていただいた前田さんに改めて御礼申し上げますと共に,皆さんのお宅の愛犬の健康をお祈り致します。

そして最後に「マラミュート最高!!」

2008年01月28日 (月) 23時18分

[993] 投稿者:JC - 気まぐれペーパー講座(第3-5-4回) RES


 皆様、いかがお過ごしでしょうか。穏やかな新年を迎えていらっしゃいますか。今年もよろしくお願いします。今秋は研修会もあるようですね・・前回開催からもう2年か・・月日の経つのは早いものです。

 年末に娘といっしょに中国(北京)旅行に行き、大いに楽しみ、大いに英気を養いました。娘にとっては初めての海外旅行でした。異文化に触れ、かつ異文化を偏見なく受け入れる素地ができたように思います。とてもよい体験でした。なお、アンポンタン達の世話のためカミさんはお留守番でした。お土産をたんまりと買ってきました。しかしその評判は今一歩でした。

 さて、またもや休講期間が長くなりました。久しぶりの投稿です。11月中旬からめったやたらの忙しさが続き、お勉強する余裕がなかったのです。通常業務に加え、壁画プロジェクトなるものを行っていました。某大学、近隣の方々、社員・社員の家族を巻き込んで、職場敷地北側の殺風景かつ威圧感のあるコンクリート壁に壁画を描くことを企画したのです。春から準備を始め、12月初旬によってたかって本製作を行いました。学生さん達の仕上げを経て、12月中旬には長さ95mの巨大な壁画が完成しました。地方紙ではありますが、複数の新聞にも取り上げられたのですよ。写真をお見せできないのが残念です。


3-5 口・歯
3-5-4 歯周病(歯周炎)

 さてさて、歯肉炎が進みますと歯を支える組織まで炎症が広がります。歯肉炎の重症化です。この状態が歯周炎、つまり歯槽膿漏です。歯肉炎が歯周炎となっていく病態の総称が歯周病です。歯肉、顎の骨、歯根の外側にある層、つまり歯を取り囲んで支えている組織が破壊される病気と理解してください。最終的には歯がグラグラになって抜け落ち、まっとうな食事を摂ることが困難になってしまいます。人では義歯などで代用しますが、犬ではそうはいきません。

 歯周炎が進行する速さは、歯石等のたまり方が同程度でも個体差があります。これはプラークに存在する細菌の種類と数が多種多様で、かつ細菌への体の反応に個体差があるからです。かといって、「我が家の犬は細菌に強いのだ!」なんて勝手な判断をしてはなりません。遅かれ早かれ歯は抜け落ちてしまいます。歯周炎のリスク要因は歯肉炎の場合と同様です(前回をもう一度お読みください)。

 歯周病はその程度によって4段階に分けることができます。第2段階まではまあ歯肉炎のステージです。第3段階になると歯周炎です。第2段階まではレントゲン検査でもなかなかわかりません。

第1段階:炎症が歯肉の辺縁に限定されている
第2段階:歯肉に液が溜まったり(歯茎が腫れる)、出血が見られたりする
第3段階:第2段階に加え、膿が出ることがあり、軽度〜中等度の骨の融解も見られる
第4段階:第3段階に加え、骨の融解も重度で歯がグラグラになる

 歯周病には家庭でのケアが最も重要視されます。「予防が大切!」が歯周病の鉄則です。どこかに書きましたが、いろんな歯・歯茎のケア製品が市販されています。歯石対策のフードもあります。外国の参考書では、「第2段階までは歯磨き剤で毎日ブラッシング。第3段階ではフッ素入り歯磨き剤で毎日ブラッシングし、週2回はフッ素ジェルを塗布する。場合によっては抗生物質も。第4段階では、亜鉛−アスコルビン酸ジェルを毎日3〜4回塗布し、クロルヘキシジンを毎日2回スプレーする」と書いてありました。

 専門の動物病院での治療が必要な時もあります。第2段階までの治療は、洗浄、歯石除去(スケーリング)、研磨(ポリッシング)です。犬の歯周ポケットは2mm超ですが、第3段階になると3〜6mmの深さになっています。洗浄・スケーリング・ポリッシングに加え、歯肉縁下掻爬術(歯周ポケットの歯石などを取り除く)などが行われます。第4段階になると歯周ポケットの深さは6mm以上に達しています。外科的に切り開いての掻爬術が行われます。

 掻爬術は人間の治療と同じです。実は私はあちこちが第4段階でして、8回ほど外科的に切り開いての掻爬術を受けました。術後はそりゃあ痛いのなんのって・・1週間は腫れと痛みが続きました。歯根部に得体の知れない高価な薬も入れられました。どうしようもなくグラグラ状態で助からないと診断された部分は、インプラント、あるいは義歯の予定です。なお、掻爬術までやっておられる動物病院があるかどうかはよくわかりません。

2008年01月13日 (日) 11時09分

[992] 投稿者:AMCJ - 新年おめでとう! RES


明けましておめでとうございます。
ねずみ年の幕開けです。
07年は皆さまにとっていかがな年でしたか?
そして、2008年にはどんなことを希望されていますか?

07年、マラミュート界はこれといって目新しい出来事もなく、平々凡々と過ぎていきましたね。
あっ、しかし07年初頭の「愛犬の友」と「月刊Wan2月号」のマラミュート特集は、最近には滅多にないことで、ちょっとしたニュースでしたね。
AMCJとしては、会報が再び大幅に遅れてしまっているところが申し訳なく、反省点です。

08年は、再びAMCJ研修会開催の年度です!
早いですね〜。前回の開催がつい最近のことのように思い出されますが。
今年はぜひ、事前準備と当日の執行役員に有志の会員さんの参加を期待しています。ご応募を!
皆で一緒にテーマを考え、段取りを作り、多くの会員さんに参加していただける、そして是非とも有益なマラミュートばかりの研修会を開催したいと考えてます。

そして、いつもながらのお願いですが、会報やその他の印刷物作成お手伝いのボランティアさんを募集しています。
AMCJのために是非、お時間を少しください。
希望条件は簡単なパソコン操作(ワードによる文書作成・画像取込み含む編集作業、住所録作成、メール交換)がある程度迅速にやり取りできるかたにお願いしたいと思います。特別に難しい技術は必要ありません、私でも出来る程度ですから・・・!
どうぞ是非、躊躇しないでお申し出くださいね。お待ちしています!

今年は、AMCJの活動も、もう少し活発化させたい、という希望を持っています。
そのためには、皆さんの活発なご意見提出や交換、連帯しての計画実行などがどうしても必要だと思います。新しいことを企画したり取り掛かるのが私1人では本当に時間ばかりかかってしまいます。
どうぞ小淵沢に遊びにいらしてください。そしてマラミュートのこと、AMCJの色々なことを語り合いましょう!
遠方のかたもどうぞ直接メールください。マラミュートをお持ちでなくてもかまいませんよ。好きだ、興味がある、というお気持ちさえあれば・・・。

マラミュートは国内では本当に少なくなってしまいましたね。
ショーでも一部の大きなショーに同じ犬ばかり時々出てくる程度、地方のクラブ展・連合展程度では、ほとんど見かけなくなってしまいました。一般のおうちで飼われているマラミュートも然り。特に西日本には極端に少ないようです。あの頃、一時期かなり増えた頃のマラミュートたちはもう亡くなってしまったのでしょうか。
色々な犬のイベントにも殆ど出てこない犬種になりました。

個人的な話になって恐縮ですが、我家の犬舎にはマラミュートばかり多数います。しかし、時々繁殖活動を行なうにあたっても本当に苦労が多くなりました。
マラミュートそのものの絶対数が激減したことにより、国内に健全で確かな血統の交配相手がさっぱり見つからなくなってしまったのです。
かといって、自犬舎の犬だけで継続して繁殖させてはならず、近親交配の悪影響は計り知れないものがあります。特に高等動物になればなるほど、その影響・弊害は深刻です。
これを避けるために、たま〜に一度繁殖するのに、わざわざ海外から成犬を何頭も輸入せねばならないのです。しかも検疫制度の改正により、更に時間と、犬たちの健全な維持に莫大なお金がかかるようになってしまいました。冷凍**の輸入もありますが、まだまだ日本では多くの問題があります。
このような中で、健全なマラミュートたちを国内で維持していくのはなかなか大変な状況です。
皆さんの愛する、この味わい深い犬種が、今後、海外から輸入するしか入手が困難になったらどうでしょうか?
一度一緒に暮らすと、その犬がいなくなっても、やはり再びマラミュートに戻ってしまうもの。こんな気持ちは皆さんご存知ではないかと思います。
日本の、健全でマラミュートらしいマラミュートを守っていくためにも、この犬の魅力を分かち合い、正しい犬種知識や適正でより良い管理を互いに学びあい、気持ちを高めあえる仲間作りは必要だと思っています。私自身も、独り善がりにならないためにも、AMCJで皆さんから学ぶことは多いのです。

こんな貴重なマラミュートだけの勉強会が、細々ながらも日本で存続していることに感謝し、皆さんのご協力に感謝し、これからも地面をしっかり踏み固めるようにマラミュートと共に歩いていけたら、と思っています。
AMCJ会員の皆さま、マラミュートを愛する全国の皆さま、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

2008年01月01日 (火) 00時50分

[991] 投稿者:砧 - Black Ribbon RES


地平線の彼方に落ちていく 夕日
煌々と確かに赤い光を放ちながら
対の空を静寂に導くように 見えないところへ行ってしまった
なんと静かで深い青
穏かな夜が広がる
アラディン
彼らしいお別れだ

前夜までの生き生きした時間
苦しみも痛みもなく 最後まで燦然と輝いた太陽
それは見慣れた風景だけれど この夕日には存在感があった

いつものようにお気に入りの小山に横たわり
もう何に煩わされること無く 優しく眠ろう

2007年12月31日 (月) 00時43分

[989] 投稿者:カレンダー発送人 - カレンダー追加 RES


カレンダー、早々に完売してしまいましたので、急遽追加発注いたしました。
ご注文まだの方はお急ぎください。先着順とさせていただきます。

↓れんたろうさま、恐れ入りますが申込み用紙送ってください。

なお追加分に関しては、届き次第発送いたしますが、しばらくお待ちいただくことになります。ご了承くださいませ。

2007年12月11日 (火) 10時19分

[990] 投稿者:カレンダー発送人 -


追加分完売いたしました。
有難うございました。

みなさま、メリークリスマス、そして良いお年を!

2007年12月22日 (土) 13時17分



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