術後三日経つ。傷の腫れ(赤み)も段々と取れ、舐めすぎて少し傷口が開きかけた左大腿部の傷も癒着しかけている。全く動物の治癒力には感心させられる。それと痛みに対する「耐性」にも・・・(本当は可也痛いのだろうが人間のように一々声を上げたりしない。) 「遭難」後からはずっと「室内犬」になっている。(たまには出たそうな素振りを見せるが未だ加減が悪いのかそれほど執着はしていない。)それまでの寝床である玄関が主な居場所である。食餌の時と排便・排尿の時に居間に遣って来る。但し私がパソコンに向かっている時には傍らの床に寝たりする。(「ずれないシート」の上にタオルケットを敷いている。その上で安心したかのように寝ている。今は天も外に居るのでゆったりと出来るのだろう。 (天が居ると私が太陽に構ったりした際に近付いて来てうるさくするので太陽も苛苛するようだ。)薬の所為(「抗炎症剤」を服用すると多飲・多尿になる。)で頻繁に排尿をする。その量も体格故かなりの量である。だからこまめにペットシートを交換しなければならない。それが一寸大変か?・・・ 今にして思えば受けた場所(傷)が良かった。両太腿と臀部、何れも体の中では最も肉厚な箇所である。(特に太陽の場合相当なもの)これが腹部だったら・・・・大変な事になっていたかも知れない。
ところで、妻と話していたが、これはひょっとすると猪の「復讐」かも知れない。以前(数年前)太陽が二度猪の子(瓜坊)捕まえた(殺した)事がある。その上この間(九月)天も一匹捕まえた。(殺した)だからその仕返しではあるまいか?・・・と。 「だから、あれほど無闇な殺生はすんなよな!」と(二頭に)忠告しておいたのに・・・ 今度は猪の怖さを知らぬ天が気掛かりである。
2006年11月10日 (金) 23時08分
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