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大人気の友道厩舎ラインベックが中京で出陣!
ナリティー
2019年06月24日 (月) 07時41分 No.43
6月29日(土)
◆福島芝1200m
アルムブラスト(牡、リアルインパクト×ヴァンフレーシュ、美浦・高橋文厩舎)
母はカンナS勝ち馬。16日の東京芝1400m戦を除外。23日の東京マイル戦を予定も、そこも回避しここへまわってきた。1週前はゲート中心で速い時計を出していないが、もとは16日のレースへ向けてつくっていたので、仕上げが足りないことはあるまい。ノーザンFでも評判の高かった馬。どれだけのスピードを見せてくれるのか楽しみである。鞍上は丸山騎手。
アッシュ(牡、ヴィクトワールピサ×ホームウォード、美浦・田中博厩舎)
半姉カネトシビバーチェ(4勝)。1週前調教(以降も調教は主に1週前のもの)は、ウッド4F54秒半ば、1F12秒台後半を余裕をもってマーク。2週前には坂路でも52秒−12秒9を馬なりで出しており、順調に調整は進んでいる。
◆福島ダート1150m
サザンレインボー(牡、サウスヴィグラス×レインオアシャイン、美浦・高柳瑞厩舎)
母の姉にアズマサンダース(京都牝馬S勝ち馬、オークス2着)。15日の東京ダート1400m戦を予定も除外で、こちらへ予定変更。1週前調教は、美浦ウッドで4F53秒、1F13秒台前半。内にもたれるなど、まだまだ若さが見られる現状だ。鞍上は丸山騎手。
◆中京芝1600m
ラインベック(牡、ディープインパクト×アパパネ、栗東・友道厩舎)
母は牝馬3冠馬。全兄は6戦4勝のジナンボー、モクレレ(現3勝)。「気性的なコントロールを気をつけて調整。まずはマイルからだが、徐々に距離を保つようにしていきたい」と大江助手。2週前は新馬のマイラプソディに煽られたが、1週前は逆転。CW68秒台前半、1Fは11秒台半ばの鋭さで、マイラプソディに楽々先着、ラジオNIKKEI賞有力の一頭サヴォワールエメとは併入している。マカヒキ、ワグネリアンのダービー馬2頭を筆頭に、複数の活躍馬が出ている金子真人HD&友道厩舎のライン。この馬も期待大だ。鞍上は福永騎手。
アージオン(牝、ロードカナロア×インナーアージ、栗東・安田隆厩舎)
母は4勝。母の妹に、G1を2勝のミッキークイーンがいる。坂路で一杯に52秒0−12秒0マークし、動きは良好だ。ただ牧場にいたころは430キロ台だったが、トレセンに入って調教の負荷が上がった影響か馬体重は一時410キロ台に。パドックでは馬体もよくチェックしておきたい。鞍上はデムーロ騎手。
フィロロッソ(牡、ハービンジャー×アルティメイトラブ、栗東・中竹厩舎)
祖母コイウタ(ヴィクトリアマイル勝ち馬)、母の弟ミッキーラブソング(7勝)、ユラノト(6勝、フェブラリーS3着)。6月16日の東京マイル戦を予定も、外傷で回避。その後回復したので、当レースでデビュー予定。1週前は速い時計を出していないように、順調さを欠いたことで初戦は微妙なところだ。鞍上は斎藤新騎手。
◆函館芝1200m
マイルポスト(牡、リアルインパクト×アンプレヴー、美浦・小笠厩舎)
母は新馬勝ち。母の姉にブルーメンブラット(マイルCS勝ち馬)、ジョイフルハート(9勝)がいる。函館ウッド5F70秒台、1F13秒台半ばで、併せた新馬に遅れ。時計は平凡だが、まだ太目もあり変わり身は見込める。鞍上はルメール騎手。
6月30日(日)
◆福島芝1800m
ネージュフォレスト(牝、ハーツクライ×ネイチャーガイド、美浦・手塚厩舎)
全姉はシュンドルボン(中山牝馬S勝ち馬)。美浦ウッド5F67秒台前半、12秒台半ばを余裕をもって出して、水準レベルにはある。手塚厩舎は既に2歳馬が3頭勝ち上がり、馬主の落合氏も2頭デビューしてともに新馬勝ちと好調。これらに続きたい。
◆福島芝1200m
ブラックトマホーク(牡、カレンブラックヒル×デュアルストーリー、美浦・高木厩舎)
母は4勝。半兄デュアルスウォード(5勝)。調教は、美浦ウッドで5F68秒台半ば、1F13秒台前半を楽にマーク。時計は目立たないが、動きは悪くない。
◆中京芝1600m(牝)
バトーデュシエル(牝、ロードカナロア×エルダンジュ、栗東・安田翔厩舎)
半兄アドマイヤテンクウ(3勝、京成杯2着)、アドマイヤスピカ(5勝、セントライト記念3着)、エルデュクラージュ(現4勝)。「楽な感じで動けており、スピードがある。マイルもいいと思うし、実戦にいってどんな走りをしてくれるか」と安田翔師。CWで6F81秒台、5F66秒台前半、1F11秒台後半を軽くマーク。時計は他の2歳馬よりも目立っており、初戦から楽しみだ。
グレースオブナイル(牝、タートルボウル×ジュエルオブナイル、栗東・杉山厩舎)
母は小倉2歳S勝ち馬。「速いところにいくとセンスのいい走りをする。軽い動きでいかにも芝向きという感じ」と杉山師。坂路54秒1−12秒5(一杯)と終いの時計は上々。母が夏の2歳Sを勝っており、この馬も早くから活躍が見込める。鞍上は松若騎手。
スターライトジャズ(牝、ハービンジャー×ジュピターズジャズ、栗東・高橋義厩舎)
半兄スズジュピター(4勝、東スポ杯2歳S2着)。CW5F66秒台前半、1F12秒台前半で、新馬に大きく先着している。鞍上は和田騎手。
エオスモン(牝、ジャスタウェイ×ショアー、栗東・須貝厩舎)
半兄イモータル(1勝、重賞2着2回)、エックスマーク(5勝)、ショウナンバーズ(4勝)。坂路52秒9−12秒9(強め)と目立たないが、以前に比べると時計は詰めつつある。
◆中京芝1400m
アリシア(牝、キズナ×サビアーナ、栗東・高野厩舎)
半兄カポーティスター(日経新春杯勝ち馬)。調教は坂路52秒1−12秒8(一杯)。2週前まではパッとしたなかったが、レースが近づき時計も詰まってきている。
◆函館芝1200m
フランジヴェント(牝、キンシャノキセキ×ライクザウインド、美浦・金成厩舎)
半姉ハワイアンウインド(3勝)。母の姉レディブロンド(6戦5勝)、母の弟ディープインパクト(GT7勝)、ブラックタイド(スプリングS勝ち馬)。入厩後1本目で、函館ウッド5F67秒台半ば、1F12秒台後半を余力十分にマーク。時計は悪くないが、併せた馬は1週前の新馬戦で人気薄の大敗は気になるところだ。
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