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2・3歳馬情報

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セレクトセール3億!母は北米G1勝ちの良血馬が登場!
ナリティー 2022年06月09日 (木) 16時05分 No.72

icon ◆6月11日

●東京芝1400m
コンエネルジア(牡、Frankel×レディヴァンカ、美浦・手塚厩舎)
母は北米GTスピナウェイS勝ち馬。「大柄で迫力ある馬体。体型や血統的にマイル以下が活躍の場かもしれない。切れるというよりは馬力と、スピードの持続力を生かしていくタイプ」とは現地記者の話。1週前調教(以降も調教は、主に1週前のもの)はウッド5F67秒8−12秒0。もう少し終いが速くなれば合格点だろう。鞍上はレーン騎手。

フィンガークリック(牝、マインドユアビスケッツ×アンバーミニー、美浦・水野厩舎)
母は新馬勝ち。おばオーマイダーリン(ローズS3着)。ウッド5F66秒5−11秒7の時計を楽にマークし、水準レベルはクリアしている。

●中京芝1600m
セレスティアリティ(牝、バゴ×アドマイヤテンバ、栗東・西村厩舎)
母は4勝、祖母アドマイヤグルーヴ(エリザベス女王杯2勝)、おじドゥラメンテ(皐月賞、日本ダービー勝ち馬)。CW5F68秒0−11秒4。2週前から比べても終いの時計を大きく詰めており、デビューへ向け急ピッチに進んでいる。鞍上は福永騎手。

マラキナイア(牝、ジャスタウェイ×カウアイレーン、栗東・吉岡厩舎)
半兄は海外で重賞2連勝中のステイフーリッシュ(他に京都新聞杯勝ち)。2週前までは目立った時計は無かったが、1週前の土曜日にCW6F81秒6の速い時計をマーク。デビューへ向け大きく前進だ。鞍上は川田騎手。

アレンテージョ(牡、フェノーメノ×アルアマーナ、栗東・坂口厩舎)
母は2勝。半兄フラッフィクラウド(現2勝)、おばディアマイダーリン(交流GVクイーン賞勝ち馬)。終い重点の時計が中心で、1週前もCW5F69秒3−11秒8で、古馬2勝クラスに先着している。鞍上は坂井騎手。

●函館芝1000m
ワイアウ(牝、ロードカナロア×チェリーペトルズ、栗東・武幸厩舎)
母は短距離で2勝。全姉キミワクイーンは昨年の2歳戦線で2勝を挙げ、阪神JFに歩を進めている。函館入り後は目立った時計は出ていないが、栗東では坂路51秒5−12秒7の好時計を出しており、仕上がっていると見ていいだろう。鞍上は吉田隼人騎手。

イティネラートル(牝、キズナ×ジプシーハイウェイ、栗東・長谷川厩舎)
半姉アマルフィコースト(阪神牝馬S2着)。5月20日に函館入りして調整。調教は芝コースで5F62秒台で古馬2勝クラスと併入と、上々の動きを見せている。鞍上は藤岡佑騎手。

◆6月12日

●東京芝1800m
ダノンザタイガー(牡、ハーツクライ×シーズアタイガー、美浦・国枝厩舎)
母は北米GT勝ち馬、アメリカ2歳牝馬チャンピオン。半姉ティグラーシャ(3勝)。セレクトセール2億9700万円(税込)。「母の産駒は体質の弱さが目立ったが、本馬はここまで至極順調。スラリとした芝中距離向きの体型で、父ハーツクライの良さがよく出ている。稽古も馬なりで楽に動けており、大器の予感」と現地記者の話。新馬戦はもちろん、先々まで注目の一頭だ。鞍上は川田騎手。

グランサバナ(牡、ドレフォン×エンジェルフォール、美浦・田村厩舎)
おばトールポピー(オークス、阪神JF勝ち馬)、アヴェンチュラ(秋華賞勝ち馬)、おじフサイチホウオー(重賞3勝)。「追い切りは厩舎の格上馬と併せても遜色ない動きを見せており、かなりのモノがありそう。ビシビシと攻められて仕上がりとしては万全で、初戦からいきなり動ける態勢」と記者の話。田村厩舎らしく全体時計は速めで、ウッド5F65秒7−12秒2。昨年同開催(4週目)の東京1800m戦にデビューした厩舎の先輩アスクビクターモアは、後にクラシック戦線で活躍。先輩はデビュー戦3着なので、それより上の着順をねらいたい。鞍上はレーン騎手。

●中京芝1200m
プロトポロス(牡、War Front×キャヴァルドレ、栗東・西村厩舎)
母はフランスGV勝ち馬、北米GT3着。3月3日とかなり早い時期に栗東トレセンへ入厩しているように、2歳馬の中でも特に調整が早かった組の一頭。調教はCW5F67秒4−10秒9。終い1F10秒台は、この時期の新馬としては秀逸だ。タイセイビジョン、アスコルターレ、レジェーロ、ジェネティクスなど、早期デビューの短距離に活躍馬が多い西村厩舎。この馬も当たりの予感⁉ 鞍上は福永騎手。

ウメムスビ(牡、ファインニードル×ヴィオレッタ、栗東・新谷厩舎)
おじアルフレード(朝日杯FS勝ち馬)、おばフィリアプーラ(フェアリーS勝ち馬)。5月25日にも坂路51秒6−12秒6と速い時計を出していたが、1週前は坂路51秒0−11秒9と更に前進。1F11秒台は、坂路ではなかなか出せない時計だ。おじ、おばは早熟性も高かったので、2歳戦から結果を出したい。

●函館芝1200m
クリダーム(牡、ハーツクライ×ブーケトウショウ、栗東・須貝厩舎)
祖母マザートウショウ(重賞3勝)。一昔前のPOGで人気になったソシアルバターフライの一族。5月頭から坂路で速めの時計を出しており、1週前も時計の出にくい函館ウッドで5F67秒台が出ている。鞍上は武豊騎手。

ツキガミ(牡、アドマイヤムーン×パリスセイリュウ、栗東・川村厩舎)
半兄シャイン(シンザン記念2着)、ブラッククローバー(4勝)。5月19日の坂路で51秒5−12秒8をマーク。この時計の出方からも、短距離戦は合っているイメージだ。





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