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夏競馬最後に登場する良血ディープ産駒!
ナリティー
2020年09月03日 (木) 09時50分 No.71
9月5日
♦新潟芝1400m
レーヴドモンド(牝、キングカメハメハ×レーヴディソール、美浦・古賀慎厩舎)
母は阪神JF勝ち馬、おじレーヴミストラル(G2を2勝)、アプレザンレーヴ(青葉賞勝ち馬)。1週前調教(以降も調教は主に1週前のもの)は、坂路54秒7−12秒5と水準レベルの時計は出ている。鞍上は北村宏司騎手。
エターナルピース(牝、ディープブリランテ×ピースエンブレム、美浦・和田郎厩舎)
おばブラックエンブレム(秋華賞勝ち馬)。折り合い面を考慮してか派手な時計は出していないが、それでも併せ馬では古馬に先着し中身は悪くない。鞍上は福永騎手。
アイアゲート(牝、ダイワメジャー×エスペランス、美浦・田中博厩舎)
おじディープインパクト(G1を7勝)、ブラックタイド(スプリングS勝ち馬)。1週前調教は目立たないが、初めてのウッドで戸惑ったところもあったようだ。最終調教でチェックしたい。鞍上は三浦騎手。
ピースマッチング(牡、スウェプトオーヴァーボード×アンコールピース、美浦・斎藤誠厩舎)
3代母ダイナアクトレス(重賞4勝、ジャパンC3着)、近親スクリーンヒーロー(ジャパンC勝ち馬)。調教は軽めが多いが、8月15日にデビュー予定(除外)だったこともあり、調整は進んでいる。鞍上は斎藤新騎手。
♦小倉芝1200m
オクタヴィアン(牡、エピファネイア×ローザボニータ、栗東・寺島厩舎)
おじフライングアップル(スプリングS勝ち馬)、ナイスミーチュー(シリウスS勝ち馬)。1週前は目立たないが、2週前は速めの時計が出し、デビューへ向け順調に進んでいる。鞍上は川又騎手。
♦札幌芝1500m
シュネルマイスター(牡、Kingman×Serienholde、美浦・手塚厩舎)
母はG1ドイツオークス勝ち馬。春先に入厩し、早期デビューも視野にあったが一度放牧に出し、再仕上げの形。体型、血統背景からスピードタイプで、距離は1200〜1600mか。欧州血統で洋芝1500mはいかにも合いそう。美浦で好時計を連発し、札幌移動後も新馬勝ちのユーバーレーベンと併せて先着しており、初戦から楽しみだ。鞍上は横山武騎手。
デルマアシュラ(牡、ディープインパクト×オンヴェラ、栗東・友道厩舎)
母はフランスG1を2着。2、3週前はビーマイオーシャン、ダノンセレスタら先輩の素質馬の胸を借り、内容も上々。母からは活躍馬が出ていないが、友道厩舎所属で期待感は上がっている。
ファジェス(牝、モーリス×ジュモー、栗東・安田隆厩舎)
半兄クロフェット(京成杯勝ち馬)、クラージュゲリエ(京都2歳S勝ち馬)。新潟を予定も出張馬房の関係で遠征が叶わず、適性距離を求めて札幌の当レースにまわってきた。8月6日の時点でCW6F81秒台の好時計を出しており、仕上がりは他馬以上に進んでいる。
9月6日
♦新潟芝1800m
クロンターフ(牡、ディープインパクト×チェリーコレクト、美浦・鹿戸厩舎)
全姉ダノングレース(現4勝、福島牝馬S3着)、半兄ワーケア(ホープフルS3着、弥生賞2着)。調教では終い速めの時計が出たが、内目をまわったもの。兄姉3頭が新馬戦で1、2、1着の成績もあり、デビュー戦から好結果を期待したい。
レベランス(牡、ハービンジャー×アンレール、栗東・須貝厩舎)
近親フサイチコンコルド(ダービー馬)、アンライバルド(皐月賞馬)、ヴィクトリー(皐月賞馬)、リンカーン(G1で2着3回)。古馬2勝クラスと併せて先着。速めの本数が少ないので、まだまだ変わりそうだ。鞍上は福永騎手。
ダノンヴェロシティ(牡、キングカメハメハ×マイグッドネス、美浦・萩原厩舎)
半兄ダノンキングリー(重賞3勝、ダービー2着)、ダノンレジェンド(JBCスプリント勝ち馬)、ダノングッド(6勝)。母は種牡馬を選ばない名繁殖牝馬。父がキングカメハメハに替わり、より筋肉質でパワーが全面に出た体つき。芝だけでなく、ダノンレジェンドやダノングッドのようにダートでも活躍できそうだ。まだ成長途上の面も濃いので、現状でデビュー戦を勝てるようなら、先が楽しみになる。鞍上は戸崎騎手。
♦小倉芝1800m
ルヴァンノワール(牝、ブラックタイド×ベリーフィールズ、栗東・庄野厩舎)
母は準オープンクラスまで出世。おじブリッツェン(ダービー卿CT勝ち馬)。初めて強めの負荷をかけた調教で坂路53秒5−12秒5をマークし、1週前のCWも終いは上々と、初戦から行けそうなイメージ。母は晩成色が強かったので、先々まで楽しめるだろう。鞍上は酒井学騎手。
エイスオーシャン(牡、ディープインパクト×ゴールデンドックエー、栗東・池江厩舎)
全兄アルバートドック(重賞2勝)、リライアブルエース(中京記念3着)。坂路、ウッドチップで追い切られ、乗り込み十分。1週前は、中京デビュー予定のサトノスカイターフに遅れたが、自身の時計は詰まっており良化が窺える。馬体は480キロ前後で均整の取れた好馬体。血統からも芝の中距離向きか。
アドマイヤザーゲ(牡、ドゥラメンテ×アコースティクス、栗東・友道厩舎)
半兄ロジユニヴァース(ダービー馬)。1週前はブラヴァス、アドマイヤビルゴのオープン馬と併せてさすがに遅れてしまったが、2週前のCWでは長めから好時計を出している。
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