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父は牡馬三冠・母は牝馬三冠の超良血馬が登場!
ナリティー
2020年07月28日 (火) 16時20分 No.68
8月1日
♦新潟1800m
トレデマンド(牝、ディープインパクト×コンドコマンド、栗東・松永幹厩舎)
全兄アルジャンナ(重賞2着2回)。ディープインパクト産駒の牝馬らしく、スピードと瞬発力がありそうなタイプ。ここまで入念に乗り込まれ、1週前調教(以降も調教は主に1週前のもの)は全体時計こそ平凡だが、終いは12秒台前半で締めている。鞍上はデムーロ騎手。
レッドベルオーブ(牡、ディープインパクト×レッドファンタジア、栗東・藤原英厩舎)
全兄レッドベルジュール(デイリー杯2歳S勝ち馬)。目立った時計は無く、藤原英厩舎の新馬戦らしく、少し余裕残しでの出走となりそう。それでも動きは軽く、レースへ行ったら走りそうなイメージだ。鞍上は戸崎騎手。
ダノンバジリア(牝、Frankel×レキシールー、栗東・中内田厩舎)
調教は、1週前にデビューしたグレナディアガーズ、ダノンランディと併せて半馬身程度の遅れ。2週前まで優勢だったダノンランディ(新馬戦15着)に逆転された形になったのは不安だが、デビューを1週延ばしたことで更なる良化を見込みたい。鞍上は川田騎手。
グランデモナルカ(牡、ロードカナロア×ネオヴィクトリア、美浦・奥村武厩舎)
おじに、G1にも出走したジュンヴァルカン(5勝)。調教はウッド5F67秒台、終い12秒と、初めて一杯に追ったところ、調教タイムを一気に詰めてきた。レースへ向けて上昇が目立ち、陣営の評価も高まっている。鞍上は丸山騎手。
ペドラフォルカ(牝、ディープインパクト×サトノジョリー、栗東・角居厩舎)
母は2勝、交流G2関東オークス2着。CWの併せ馬では古馬オープンのグローブシアターには遅れたが、同じ新馬のトーセンインパルスには先着。時計も水準レベルはクリアしている。
グレアリングアイ(牡、ハーツクライ×ストライキングアイ、美浦・古賀慎厩舎)
おじアルバートドック(重賞2勝)、リライアブルエース(5勝、中京記念3着)。古賀慎厩舎なので調教時計は目立たないが、直前は強めてくるようなのでチェックしておきたい。
♦札幌芝1500m
ディヴィーナ(牝、モーリス×ヴィルシーナ、栗東・友道厩舎)
母はヴィクトリアマイルを2勝。半兄ブラヴァス(現4勝、七夕賞2着)、おじシュヴァルグラン(ジャパンC勝ち馬)、おばヴィブロス(ドバイターフ、秋華賞勝ち馬)。入厩当初は動きがモタモタしていたが、攻め馬を重ねて明らかに気配良化。モーリス産駒でも軽い走りを見せており、そのあたりは母系の良さが出ている印象だ。
ククナ(牝、キングカメハメハ×クルミナル、美浦・栗田厩舎)
母は桜花賞2着、オークス3着。馬体は440キロ前後で均整の取れた作り。美浦の坂路で7月15日に52秒2−12秒3と、2歳一番時計。1週前も坂路53秒3−12秒1と抜群の動きを見せており、切れもありそう。スピードタイプで距離はマイルあたりがベストの印象。仕上がっており、初戦からいきなり。鞍上はルメール騎手。
8月2日
♦新潟1600m
アカイトリノムスメ(牝、ディープインパクト×アパパネ、美浦・国枝厩舎)
母は牝馬3冠など、G1を5勝。1週前の予定もあったが、相手を考えると、こちらを選んだのは正解か。調教では、併せた相手以上に余裕を持って走れており、出しに行ったら速い時計もマークできそうな雰囲気がある。
サルファーコスモス(牝、キングカメハメハ×ミクロコスモス、栗東・中内田厩舎)
母は阪神JF3着。全兄コズミックフォース(ダービー3着)。ここまでの調教は平凡で、まだまだ変わり身が欲しい状況。上に牡馬が3頭いるが、うち2頭はセン馬に。この馬も気性的な問題があるのかもしれない。鞍上は川田騎手。
ジネストラ(牝、ロードカナロア×ハッピーパス、美浦・鹿戸厩舎)
母は京都牝馬S勝ち馬。半兄コディーノ(重賞2勝)、半姉チェッキーノ(フローラS勝ち馬)。ウッドで4Fから時計を出し、馬なりで終い12秒前半。古馬オープンのルッジェーロを追いかけて併入している。鞍上は三浦騎手。
♦新潟芝1200m
デイトンウェイ(牡、リアルインパクト×ビバリーヒルズ、栗東・野中厩舎)
おじカンパニー(G1を2勝)、レニングラード(アルゼンチン共和国杯勝ち馬)、ヒストリカル(毎日杯勝ち馬)、ニューベリー(9勝)。全体時計は目立たないが、終いは12秒台前半の時計で締めている。鞍上は岩田望騎手。
♦札幌芝2000m
バニシングポイント(牡、Tapit×Unrivaled Belle、美浦・藤沢和厩舎)
母は米G1ブリーダーズCレディーズクラシック勝ち馬、全姉ユニークベラは米G1を3勝。海外のダートG1レースを視野に入れるほどの期待馬だが、まずは芝からスタート。3月上旬には美浦に入っていたように、仕上がりは他馬以上に進んでいた。6月頭に再入厩後も入念に乗り込まれており、デビューへ向け順調だ。
ライフサイエンス(牡、New Approach×Life At Best、栗東・吉村厩舎)
POG本の牧場コメントでも、「王道路線を進ませたい」と力強いコメントがあった馬。栗東のCWでも好タイムを出しており、ある程度仕上げて札幌に入っている。血統的にも、洋芝は合いそうである。
マテンロウスタイル(牡、ハーツクライ×ファーストナイナー、栗東・昆厩舎)
全兄マイスタイル(函館記念勝ち馬)。調教時計は目立たないが、まだ本数も少ないので、ここからの変わり身に期待したい。
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