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2・3歳馬情報
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【2歳馬情報】セレクトセール直前の新馬を勝ち上がる素質馬は!?
ナリティー
2020年07月07日 (火) 10時03分 No.65
7月11日
◆福島芝1800m
ドゥラモンド(牡、ドゥラメンテ×シーズインクルーテッド、美浦・手塚厩舎)
半兄サンデーウィザード(新潟大賞典勝ち馬)、半姉ヒーズインラブ(ダービー卿CT勝ち馬)。早くから牧場で期待されていたドゥラメンテ産駒の1頭。牡馬にしてはシャープな印象で、一瞬の切れを感じさせるフットワーク。器用さもありそうな中距離タイプだ。1週前調教(以降も調教は主に1週前のもの)も、大きく追走した3歳2勝馬には遅れたが、時計は上々。レーン騎手を確保し、初戦勝ちへ前進。
ナヴィリオ(牡、ジャスタウェイ×ナターレ、美浦・黒岩厩舎)
母は南関東地方競馬で重賞3勝。調教は、古馬オープンのパッシングスルーと併せて併入。時計も出ており、デビューへ向け準備は整いつつある。鞍上は武藤騎手。
◆福島芝1200m(牝馬限定)
メジャーグルーヴ(牝、ダイワメジャー×ソニックグルーヴ、美浦・上原厩舎)
半兄フランドル(障害含む5勝)、おじルーラーシップ(香港G1勝ち馬)、おばアドマイヤグルーヴ(エリザベス女王杯2勝)。本数こそ少ないが、CWで67秒台の時計も出ており、しっかり仕上げれられている。鞍上はレーン騎手。
◆阪神芝1600m(牝馬限定)
ダノンシュネラ(牝、ドゥラメンテ×ラッドルチェンド、栗東・池江厩舎)
おじリアルスティール(G1ドバイターフ勝ち馬)、おばラヴズオンリーユー(オークス勝ち馬)。2週前にCWで5F65秒台を出し、評判は上々。デビュー戦から好勝負を期待できる。
チカリヨン(牝、ハーツクライ×テンプルステイ、栗東・松永幹厩舎)
母は豪州G3勝ち馬、G1で2着。6月24日には、坂路で2歳ナンバー1の51秒5をマーク。1週前もCWで終い重点でいい調教ができてる。先のダノンシュネラとの対決は見もの。
フォティノース(牝、ドゥラメンテ×スキア、栗東・杉山厩舎)
半兄ヴァンドギャルド(重賞3着3回)。併せ馬では、古馬3勝クラスが相手でさすがに遅れてしまったが、1F12秒と終いは良かった。鞍上は福永騎手。
ファーストソリスト(牝、ロードカナロア×ヴァゼム、栗東・吉村厩舎)
おじゴールドアリュール(交流含めG1を4勝)。坂路、Cウッドで一杯に追われ、終いにいい時計が出ている。好メンバーの当レースで勝ち負けできれば、先の展望が広がる。
◆阪神芝1200m
ヴェックマン(牡、ミッキーアイル×マルティンスターク、栗東・音無厩舎)
母は4勝。半兄エングレーバー(現3勝)。坂路52秒8−12秒9。もう少し終いが良くなれば、初戦勝ちの可能性は高まる。鞍上は松若騎手。
◆函館芝1200m
カトルショセット(牝、ハーツクライ×フォーシンズ、美浦・黒岩厩舎)
母はアイルランドG2勝ち馬、G1イギリスオークス4着。半姉ディオジェーヌ(3勝)。美浦では水準レベルの時計を出しており、ある程度仕上げてから函館入りしている。鞍上は横山武史騎手。
クインズムーン(牝、Gutaifan×Woodcock Moon、美浦・中川厩舎)
半姉は英国G3勝ち馬。前向きなスピード馬で仕上がりの早そうなタイプ。調教は水の含んだウッドチップに苦戦し時計は平凡だが、芝の実戦で良さそうなタイプ。北海道の洋芝短距離はいかにも合いそうな舞台だ。鞍上は池添騎手。
7月12日
◆福島芝2000m
サトノフォーチュン(牡、ディープインパクト×フォーチュンワード、美浦・国枝厩舎)
半兄グレイトパール(重賞2勝)。派手な時計は出ていないが、仕上がりは順調 。昭和のPOGで大人気だったワールドハヤブサの一族に、初めてディープインパクトを配合した点にも注目。
ガトーバスク(牡、オルフェーヴル×キャレモンショコラ、美浦・木村厩舎)
母は4勝。その母は、キャリア最後のレースとなった勝浦特別の勝ちタイムが、直後のスプリンターズSより速かったことで話題になった。終い重点の調教で、併せた新馬に遅れているが、手応えには余裕あり。仕上がりは悪くなさそうだ。鞍上はレーン騎手。
レッドヴィエント(牡、モーリス×レッドヴァージン、美浦・小島茂厩舎)
早めの本数は少ないが、ウッドで古馬オープンのアウトライアーズと併入しており、レースへ向けて更に上昇が期待できる。鞍上はデムーロ騎手。
ウインザナドゥ(牡、ハーツクライ×コスモアクセス、美浦・手塚厩舎)
母は4勝。調教では、重賞にも出走した3歳馬ココロノトウダイと併入している。手塚厩舎−ウインのラインは一つ上にウインマリリン(フローラS勝ち馬、オークス2着)がいる。まずは初戦を勝って、先輩を追いたい。
◆阪神芝1800m
ヨーホーレイク(牡、ディープインパクト×クロウキャニオン、栗東・友道厩舎)
全兄にカミノタサハラ(弥生賞勝ち馬)、ボレアス(レパードS勝ち馬)、マウントシャスタ(毎日杯2着)、ベルキャニオン(共同通信杯2着)、ストーンリッジ(きさらぎ賞2着)など活躍馬が並び、POGでお馴染みの人気血統。併せ馬では、古馬3勝クラスのルタンデュボヌールに遅れたが、オープンのブラヴァスには先着。ルタンデュボヌールは、Cウッドで何度も好タイムを出している馬なので、遅れは問題ない。きょうだい初めての友道厩舎所属で、大当たりの予感もある。鞍上は武豊騎手。
サンデーアーサー(牡、ハーツクライ×シンハディーパ、栗東・岡田厩舎)
おばシンハライト(オークス馬)、リラヴァティ(マーメイドS勝ち馬)、おじアダムスピーク(ラジオNIKKEI杯2歳S勝ち馬)。昨年のセレクトセールで注目を浴びたラウンドワンの社長・杉野公彦氏が2億9160万円(税込)の高額で落札した。水準レベルの時計を余力十分に出しており、まだまだ変わりそうな雰囲気がある。
セファーラジエル(牡、キズナ×ダークサファイア、栗東・高柳大厩舎)
半姉コーディエライト(重賞2着2回)、ローガンサファイア(マーガレットS1着)、半兄サフィロス(京王杯2歳S2着)。上は2歳戦から活躍している馬が多く、初戦から好結果を出したい。鞍上は川田騎手。
ビブラマリエ(牝、ジャスタウェイ×ホワイトローズU、栗東・松下厩舎)
母は北米G3勝ち馬。坂路54秒6−12秒6で、古馬1勝クラスと併入。2週前と比べても前進が見られる。鞍上は松若騎手。
◆阪神ダート1400m
レッドソルダード(牡、マジェスティックウォリアー×レッドソンブレロ、栗東・須貝厩舎)
おじヴァーミリアン(交流含むG1を9勝)、ソリタリーキング(交流含む重賞3勝)、キングスエンブレム(シリウスS勝ち馬)。1週前は坂路53秒7−12秒7も、2週前には52秒8−12秒4の好時計が出ており、初戦から走れる状態にある。鞍上は川田騎手。
ブッカープライズ(牡、ノヴェリスト×ペディクラリス、栗東・村山厩舎)
半兄オールマンリバー(障害含む7勝)、バンズーム(5勝)。ここまで調教時計は平凡で、もう少し詰めていきたい。鞍上は和田騎手。
◆函館芝1800m
ギャラントウォリア(牡、スクリーンヒーロー×マルバイユ、栗東・平田厩舎)
半姉マルセリーナ(桜花賞馬)、半兄グランデッツァ(重賞3勝)。ウッドで終い12秒台前半なら合格点だ。兄のグランデッツァは札幌でデビューし、後に札幌2歳Sを快勝。競馬場は違うが、弟も北海道で好スタートを切りたい。鞍上は池添騎手。
ロジモーリス(牝、モーリス×メチャコルタ、美浦・国枝厩舎)
母はアルゼンチンG1勝ち馬。骨格がしっかりして筋肉量は牝馬ながら目立つ。ここまでの追い切りでは楽に動けており、まだ上のギアも隠し持っている雰囲気。大きなスケールを感じさせる1頭だ。鞍上はルメール騎手。
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