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2・3歳馬情報

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良血モーリス産駒&ドゥラメンテ産駒がデビュー!
ナリティー 2020年06月05日 (金) 07時13分 No.60

icon 6月6日

◆東京芝1600m

ブエナベントゥーラ(牡、モーリス×ブエナビスタ、美浦・堀厩舎)
母はG1を6勝。半姉ソシアルクラブ(現3勝)。早い時期から美浦トレセンに入厩し、丹念に調整されている。「パワーみなぎるフットワークで、見栄えのする好馬体」と、取材した記者からも好評価。使い出しには慎重な堀厩舎だが、今年最初の新馬戦に使えるほどに進んでおり、ウッドで終い12秒前半を連発と評判通りの時計。ただ調教画像では、コントロールが少々難しそうな場面もあった。これまで上は全て池添学厩舎だが、この馬は堀厩舎。この流れはサリオスにも似ており、大当たりの予感もある。鞍上はレーン騎手。

セイウンブリスク(牡、ドゥラメンテ×フィールグリュック、美浦・手塚厩舎)
おじにサダムパテック(マイルCS勝ち馬)、おばにジュールポレール(ヴィクトクリアマイル勝ち馬)。1週前調教は(以降も調教は主に1週前のもの)、アンブロークンに先着。時計も新馬前としては上々で、いきなり好勝負を期待できる。

トゥーフェイス(牡、モーリス×マスクオフ、美浦・新開厩舎)
祖母ビハインドザマスク(重賞3勝)。派手な時計はないが、横山典騎手が何度も騎乗して稽古をつけており期待の高さが窺える。鞍上はもちろん横山典騎手。

ショベルヘッド(牡、Curlin×Date to Remember、美浦・藤沢和厩舎)
藤沢和厩舎なので目立った時計は無いが、速めの本数は数多く出しており、仕上がり面に不安はあるまい。鞍上はルメール騎手。

トーセンアレックス(牡、エイシンフラッシュ×トーセンベニサクラ、美浦・尾形厩舎)
母はフェアリーS勝ち馬。坂路54秒2−12秒6としっかり動けており、十分勝負できる態勢にある。

◆阪神芝1600m

ドナウエレン(牝、モーリス×ドナウブルー、栗東・高野厩舎)
母は重賞2勝、ヴィクトクリアマイル2着。母の姉にジェンティルドンナ(G1を7勝)がいる。この時期にしては体力的にしっかりしている印象で、1週前調教も、芝コースで同厩の2歳馬と3頭併せを行い楽々先着している。鞍上は川田騎手。

リッケンバッカー(牡、ロードカナロア×シティウェルズ、栗東・西村厩舎)
1週前はアスコルターレに煽られたが、2週前は坂路52秒9−12秒5でレジェーロに先着。そのレジェーロはG3の葵Sで2着なのだから、期待が高まって当然である。西村厩舎−安原氏(馬主)のラインは、現3歳に2頭いてルーチェデラヴィタ、ソウルトレインともに2勝しG1にも出走。この馬も巧みにPOGポイントを稼いでくれそうである。

ステラリア(牝、キズナ×ポリエイター、栗東・斉藤崇厩舎)
母は英国G2勝ち馬。CWでの併せ馬では、先輩の1勝クラス2頭に先着し、時計も上々。いい状態でレースを迎えられそうだ。鞍上は団野騎手。

ウインメイユール(牝、モーリス×ウインプリメーラ、栗東・大久保龍厩舎)
母は京都金杯勝ち馬。調教はまだまだ地味だが、レースへ行っての変身に期待したい。上は和田騎手。

スウィフティー(牝、ダイワメジャー×ボンバルリーナ、栗東・平田厩舎)
母は2勝、おじにダイレクトキャッチ(重賞2着2回)、ステラロッサ(スプリングS3着)。坂路では地味だったが、CWでは水準レベルの時計はクリアしている。鞍上は福永騎手。

ステラヴェローチェ(牡、バゴ×オーマイベイビー、栗東・須貝厩舎)
おじにゴスホークケン(朝日杯FS勝ち馬)。芝コースで同厩の2歳馬と3頭併せ。一番後ろから追いかけ、直線で楽々他2頭を抜き去り上々の動きを披露している。

6月7日

◆東京芝1600m(牝馬限定)

サトノレイナス(牝、ディープインパクト×バラダセール、美浦・国枝厩舎)
全兄サトノフラッグ(弥生賞勝ち馬)。セレクトセール1億800万円(税込)。

「稽古でも抜群に動きを見せ、気配はここまで文句をつけるところはない。スピードはもちろん、瞬発力も兼備している。兄は新馬戦がまさかの敗戦だったが、同馬は落とせない気持ち」と、トレセン情報を伝えてくれた記者も太鼓判を押す。1週前も、上り重点で持ったまま併せた3頭に先着。5月13日には上り12秒を切る時計を出し、早くから素質の一端を覗かせている。鞍上はルメール騎手。

ヨウコウザクラ(牝、エイシンフラッシュ×エスプリドパリ、美浦・尾形厩舎)
祖母ファビラスラフイン(秋華賞勝ち馬、ジャパンC2着)。ウッドで5F65秒台を余裕を持ってマークしており、新馬戦から行ける態勢にある。

◆東京芝1400m

プロバーティオ(牡、トランセンド×オナーリーブ、美浦・田中剛厩舎)
近親メイケイペガスター(共同通信杯勝ち馬)、サウンドガガ(交流重賞など8勝)。5月13日には坂路で53秒9−12秒3。1週前はウッドで5F65秒台と調教は目立っている。初戦から勝ち負けできる。

リュラネブラ(牡、ロードカナロア×リュラ、美浦・国枝厩舎)
おばはハープスター(桜花賞)。調教は、同厩のサトノレイナスに遅れ、時計ももう一つ。寄れるなど、まだまだ若さが目立つようだ。この状況で好結果を出せれば、先が楽しみになる。鞍上はルメール騎手。

ウインアグライア(牝、マツリダゴッホ×ウインアルテミス、美浦・和田雄厩舎)
近親にドリームキラリ(7勝、エルムS2着)。2週前にはウッドで5F67秒台秒台をマークしており、仕上がりは順調に進んでいる。鞍上は横山武騎手。

◆阪神芝1400m

アスコルターレ(牡、ドゥラメンテ×アスコルティ、栗東・西村厩舎)
おばにタッチングスピーチ(ローズS勝ち馬)、おじにサトノルークス(菊花賞2着)。2週前は坂路で終い1F12秒1、1週前には4F52秒3の好時計を持ったままでマークし、併せたリッケンバッカーに先着。昨年、同じ新馬戦を勝った同厩の先輩タイセイビジョンに続きたい。鞍上は松山騎手。

カスティーリャ(牡、モーリス×スパニッシュクイーン、栗東・橋口厩舎)
母は北米G1アメリカンオークス勝ち馬。調教はCWで上り1F12秒前後の時計を連発し、脚力を見せている。少し折り合いに難しい面もあるようなので、レースでそのあたりも確かめたい。鞍上は西村淳騎手。

バルレッタ(牝、エピファネイア×リミニ、栗東・高野厩舎)
エアグルーヴ一族で、祖母はポルトフィーノ(エルフィンS1着)。おじにポルトドートウィユ(重賞2着2回)がいる。調教は、同厩のドナウエレンに遅れている。レースまで、もう一段階上げていきたい。鞍上は武豊騎手。

ラリマールース(牝、ローエングリン×ロマンシングジェム、栗東・千田厩舎)
母は3勝、半姉フラッシングジェム(現2勝)。3頭併せで遅れているが、終い重点で11秒台後半と、時計は出ている。鞍上は団野騎手。

クライマックス(牡、ダイワメジャー×セクシーザムライ、栗東・角田厩舎)
半兄マスターフェンサー(4勝、アメリカG1ベルモントS5着)、トップディーヴォ(6勝)、エポック(5勝)。ここまで併せ馬で遅れているが、終いに速い時計は出ている。鞍上は西村淳騎手。

ゴールドチャリス(牝、トゥザワールド×シルバーチャリス、栗東・武幸厩舎)
おじにブラックホーク(G1を2勝)、おばにピンクカメオ(NHKマイルC勝ち馬)。母は繁殖牝馬として期待され、初仔はPOGでも人気になったが、結局デビューした兄姉8頭で、JRAで勝利した馬はいない。同馬もここまでの調教時計は平凡。使いながら変身し、母に勝利を届けたい。





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