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3日間開催は阪神でシンハライト妹、ジュールポレール妹が出陣!
ナリティー
2019年09月09日 (月) 07時52分 No.54
9月14日(土)
◆中山芝1800m
アブルハウル(AmericanPharoah×KittensDumplings、栗東・池江厩舎)
母は北米G1勝ち馬。「稽古は楽な感じで時計が出ている。手先が軽くて芝にも対応できそうなフットワーク」と池江師。1週前調教(以降も調教は主に1週前のもの)は、栗東坂路で一杯に52秒2−11秒9と、新馬としては秀逸の時計を出し、初戦から勝ち負けできる態勢にある。鞍上はM.デムーロ騎手。
ヴォリアーモ(牝、ルーラーシップ×リビアーモ、美浦・木村厩舎)
母は6勝、一族にアンバーシャダイ、サクラバクシンオー(スプリンターズS2勝)がいる。調教は、2週連続芝コースで5F68秒台、1F12秒台半ばを馬なりと似たようなメニューをこなしている。気性的に難しいところがあるという話なので、レース当日はパドックや返し馬をじっくり観察したい。鞍上は三浦騎手。
◆阪神芝1400m
ピュアカラー(牝、ワールドエース×ヴィヴィッドカラー、栗東・橋口厩舎)
半兄カレンラストショー(4勝)、近親スリープレスナイト(スプリンターズS勝ち馬)。CWで一杯に5F67秒台前半、1F12秒台半ばと水準レベルの時計は出ている。鞍上は川田騎手。
9月15日(日)
◆中山芝1200m
ユールファーナ(牝、ジャスタウェイ×ユールフェスト、美浦・和田勇厩舎)
一つ上のフィルムフェストは新馬勝ち。調教は、美浦坂路54秒6−12秒6(馬なり)。余力を残して12秒台半で上がっていれば合格点だ。鞍上は丸山騎手。
◆中山芝1600m(牝)
デイトライン(牝、Zoffany×パシフィックリム、美浦・高橋文厩舎)
母はフランスG2勝ち馬。「スピードがあり、気性も真面目。血統からもマイル前後の条件が合っているのでは」と高橋文師。調教は美浦坂路で56秒3−13秒1(馬なり)。速い時計が不足している感じだが、しっかり天栄でやってきているのだろう。鞍上は石橋騎手。
ジュエルタワー(牝、クロフネ×プリンセスゴールド、美浦・尾形厩舎)
母の兄ステイゴールド(香港ヴァーズ勝ち馬)。新設された美浦ウッドコースで、5F67秒、1F13秒。まだ余力はあるので時計は詰められそうだ。鞍上は田辺騎手。
◆阪神ダート1800m
ベイサイドブルー(牡、ロードカナロア×ルージュクルーズ、栗東・矢作厩舎)
一つ上のロークアルルージュは新馬戦を3馬身差で快勝している。調教は坂路53秒8−12秒4(一杯)で、2歳未勝利馬に先着している。鞍上は坂井騎手。
リレーションシップ(牡、ルーラーシップ×カラフルブラッサム、栗東・須貝厩舎)
母は阪神JFで5着、母の兄にピイラニハイウェイ(交流重賞2勝)がいる。調教はCWで一杯に5F69秒台、1F11秒台後半と終いに好時計を出し、新馬に2馬身程度先着している。鞍上は川田騎手。
◆阪神芝1800m
レーヴドゥロワ(牡、キングカメハメハ×レーヴディソール、栗東・池江厩舎)
母は阪神JF勝ち馬、母の兄にアプレザンレーヴ(青葉賞)、母の弟にレーヴミストラル(重賞2勝)がいる。CWで一杯に5F67秒台後半、1F12秒台後半の時計。2週連続でCWでは上りがかかっているが、坂路では12秒台前半で上がっており、素質の一端を見せている。鞍上は川田騎手。
ラインハイト(牡、ハーツクライ×ピューリティー、栗東・石坂正厩舎)
半姉ピュアブリーゼ(オークス2着)。CW71秒台、13秒台後半を馬なりと、1週前までは余裕を持った内容。血統的にも使ってからのイメージだ。鞍上は岩田康騎手。
9月16日(日)
◆中山芝1600m
アコルドエール(牡、オルフェーヴル×フォルテピアノ、美浦・中川厩舎)
近親にカンパニー(G1を2勝)、トーセンジョーダン(天皇賞・秋勝ち馬)。「併せ馬でも動けているし、いいモノはありそう。気性的な難しさが出ないよう調整していければ」と中川師。調教は美浦ウッドコースで、5F67秒台、1F13秒台で新馬に遅れている。鞍上は川田騎手。
◆阪神芝1600m(牝)
ライティア(牝、ディープインパクト×シンハリーズ、栗東・石坂正厩舎)
全姉シンハライト(オークス馬)、半兄アダムスピーク(ラジオNIKKEI杯2歳S勝ち馬)、半姉リラヴァティ(マーメイドS勝ち馬)。調教は坂路54秒5−12秒5(強め)。あまり派手な時計を出さない石坂正厩舎なので、この時計なら十分。鞍上は北村友騎手。
ヴィオリーナ(牝、ディープインパクト×レディアルバローザ、栗東・中内田厩舎)
全姉オールフォーラヴ(オープン特別2勝)。CWで一杯に67秒台半ば、1F11秒台半ばで、古馬1勝クラスに遅れたが、大きく追走したもので心配ない。終いの時計も良好で、初戦からチャンスだ。
セウラサーリ(牝、オルフェーヴル×サマーナイトシティ、栗東・西園厩舎)
半兄サダムパテック(マイルCS勝ち馬)、半姉ジュールポレール(ヴィクトリアマイル勝ち馬)。調教はCWで6F78秒台、5F64秒、1F13秒台前半。テンから行ったのでさすがに後半は伸びが甘かったが、全体で6F80秒を切ったのだから十分。本来は4週目のデビュー予定だったが、予想以上に仕上がりが速いことを考慮し、ここでデビューの可能性もあるという。さすがに直前は抑えた時計になると思うが、終いが速くなっていれば、デビュー戦へ向け楽しみは増す。
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