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いよいよ函館が開幕!初戦から勝負の期待馬とは!?
ナリティー
2019年06月10日 (月) 07時25分 No.41
6月15日
◆東京ダート1400m
ラグリマスネグラス(牡、カジノドライヴ×フォレノワール、美浦・藤沢和厩舎)
祖母は交流GT帝王賞を勝ったネームヴァリュー。1週前調教(以降も調教は、主に1週前のも)は、坂路55秒4−12秒2(馬なり)で、古馬3勝クラスのファーストアプローチを追走し併入している。既に1F12秒台の時計は3本出し、仕上がりは順調だ。
サザンレインボー(牡、サウスヴィグラス×レインオアシャイン、美浦・高柳瑞厩舎)
母の姉にアズマサンダース(京都牝馬S勝ち馬、オークス2着)。調教は美浦ウッドで、5F70秒台前半、1F13秒台前半を一杯と時計は平凡。「初戦向きではない」という話もあり、1週前調教からも叩いてからのイメージは強い。最終調教で変わるか。
ヴィンカマヨール(牡、ゴールドアリュール×カラヴィンカ、美浦・田島厩舎)
母の兄弟に名種牡馬のタピットがいる。美浦ウッドで一杯に追われ5F70秒台前半、1F13秒台前半。古馬1勝クラスの馬を追走し併入している。まだまだ時計は目立たないが、2週前に比べるとしっかり前進は見られる。
◆阪神ダート1200m
ジェネティクス(牡、サウスヴィグラス×ソラコマチ、栗東・西村厩舎)
近親にユビキタス(ユニコーンS勝ち馬)。調教は栗東坂路54秒4−12秒3(一杯)で、古馬2勝クラスの馬を追走し、2馬身程度先着している。鞍上は川田騎手。
◆函館芝1000m
レッドヴェイパー(牝、キンシャサノキセキ×レジェンドトレイル、栗東・安田隆厩舎)
近親にシンコウラブリイ(マイルCG勝ち馬)、兄姉はアドマイヤジャガー(4勝)など、8頭のうち7頭が勝ち上がっている。5月22日に栗東坂路で52秒8−12秒6(一杯)の好時計を出し函館へ移動。「早めに函館入りしてここまで順調だし、減った体も回復が早かった。初戦から期待できる」と安田隆師。函館の芝コースでは古馬1勝クラスの馬を大きく追走し、5F67秒台半ば、1F12秒前半の時計を楽にマークし、併入している。鞍上は北村友騎手。
6月16日
◆東京芝1600m
サクセッション(牡、キングカメハメハ×アディクティド、美浦・国枝厩舎)
全兄クルーガー(マイラーズC勝ち馬、豪GTロンジンクイーンエリザベスS2着)。「スピードもそうだが、総合的にいい馬。マイルから中距離あたりでいいのでは」と国枝師。美浦ウッド69秒台前半、1F13秒台前半と目立った時計は出していないが、動きは良好で順調に仕上げは進んでいる。鞍上は福永騎手。
ウインドジャマー(牡、スピルバーグ×クラウンアスリート、美浦・藤沢和厩舎)
半兄ハンソデバンド(共同通信杯勝ち馬)、マリームーン(現4勝)。調教は美浦坂路55秒0−12秒7(馬なり)。5月半ばには坂路で53秒4−12秒6(馬なり)の時計を出し、新馬戦2着のアブソルティスモを追走して併入しており、速めの時計は重ねている。初戦から期待したい。
フィロロッソ(牡、ハービンジャー×アルティメイトラブ、栗東・中竹厩舎)
祖母コイウタ(ヴィクトリアマイル勝ち馬)、母の弟ミッキーラブソング(7勝)、ユラノト(6勝、フェブラリーS3着)。元は阪神戦を予定も、有力騎手の確保がならないため東京でのデビューとなった。調教は栗東坂路で54秒9−13秒8(一杯)。併せた2勝クラスのカフジキングに遅れは相手を考えると仕方ないが、時計はもう少し詰めたい。鞍上は石橋騎手。
トライフォーリアル(牡、リアルインパクト×エンプレスティアラ、美浦・萩原厩舎)
祖母ゴールドティアラ(交流GT南部杯勝ち馬)、半姉レッドレグナント(現2勝)。美浦ウッドで一杯に4F53秒台半ば、1F13秒台半ば。時計は平凡だが外目をまわり、古馬1勝クラスの馬を追走し先着。ハミにもたれるなど、まだまだ改良すべき点があるので、走りがしっかりすれば時計は詰まるはずだ。鞍上は三浦騎手。
◆東京芝1400m
アルムブラスト(牡、リアルインパクト×ヴァンフレーシュ、美浦・高橋文厩舎)
母はカンナS1着。「前向きでスピードがあり、いい動きを見せている。実戦でどうかだが素質は感じている」と高橋文師。美浦ウッドで一杯に追われ、5F70秒台、1F13秒。時計は平凡だが、併せた2歳馬に大きく先着している。牧場時から「早くから動ける」と評価されてきた馬。初戦から注目したい。
◆阪神芝1600m
カヴァス(牡、カレンブラックヒル×ラテアート、栗東・平田厩舎)
母はクリスマスローズS1着。栗東CWで5F68秒台前半、1F12秒台前半を一杯にマークし、3歳未勝利馬に先着。初の強めの調教で、終い上々の時計が出たことからも能力は感じられる。鞍上は和田騎手。
チェルヴィーノ(牝、リアルインパクト×スネガエクスプレス、栗東・音無厩舎)
半兄サトノグラン(現4勝)。栗東坂路52秒4−13秒6と、前半から飛ばしたこともあり終いはかかってしまったが、古馬2勝クラスのアルマドゥルセに先着している。鞍上は松山騎手。
メイショウボサツ(牡、エピファネイア×ユメノオーラ、栗東・西浦厩舎)
母はフィリーズレビュー2着。半兄ベバスカーン(現3勝)、半姉ラユロット(3勝)。栗東CWで5F68秒台、1F12秒台前半の時計を一杯にマーク。新馬を大きく追走し、最後は1馬身程度先着している。
◆函館芝1200m
アポロセイラン(牡、アポロキングダム×ウインドクラスト、美浦・中舘厩舎)
美浦ウッドで4F55秒台の時計を2本出して函館へ移動している。全兄のアポロビビは新馬勝ちしており、この馬も初戦から勝負だ。
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