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日曜京都にレティキュール、ガラチコほか注目馬ズラリ!
ナリティー
2018年11月07日 (水) 17時13分 No.33
11月10日(土)
◆京都芝1600m
ピノクル(牡、キングカメハメハ×ピンクカメオ、栗東・音無厩舎)
母はNHKマイルC勝ち馬。半姉にフライングレディ(現3勝)がいる。「追い切る毎に体も引き締まってきた。血統的にもスピードがありそうだし、まずはマイルから」と音無師。1週前調教(以降も調教は、主に1週前のもの)は坂路53秒2−13秒6(一杯)。ウッドチップの入れ替えで時計がかかっている坂路だけに、この時計でも悪くない。鞍上はCデムーロ騎手。
コパカティ(牝、ハービンジャー×アロマティコ、栗東・佐々木厩舎)
母はG1で3着が2回。夏の中京デビューを予定も、暑さで調子を落としたため放牧。改めてデビュー戦を迎える。調教は坂路57秒5−13秒9(一杯)と遅いが、10月18日には坂路で52秒1、夏にはCWで上がり12秒を出しており、時計がかかったのは能力的なことではなく馬場のせいであろう。厩舎ゆかりの血統で、陣営も力が入る。
ヴァルディゼール(牡、ロードカナロア×ファーゴ、栗東・渡辺厩舎)
母は3勝。離れているが、一族には3冠牝馬アーモンドアイがいる。調教はCWで一杯に追われ、5F66秒台後半、1F12秒台前半の好時計。2歳未勝利馬に4馬身程度先着している。鞍上は北村友騎手。
◆京都ダート1800m
ゼルク(牡、AwesomeAgain×母HeavenlyRomance、栗東・松永幹厩舎)
母は天皇賞・秋の勝ち馬。兄姉にアウォーディー、アムールブリエ、ラニと重賞勝ち馬が3頭いる。CWで一杯に5F70秒台、1F13秒台前半で、2歳500万に大きく遅れてしまった。最終調教で、もっと詰めていきたい。鞍上は武豊騎手。
レッドスプリンガー(牡、ディープブリランテ×エポカブラヴァ、栗東・平田厩舎)
半兄はレッドゲルニカ(現6勝)。CWを一杯に5F69秒台、1F13秒台。レッドゲルニカは初勝利が4戦目。1週前の調教レベルだと、この馬も叩いてからか。
◆東京芝1600m
フィルストバーン(牡、エイシンフラッシュ×フレジェール、美浦・斎藤誠厩舎)
半姉エバーキュート(4勝)。祖母は海外G1でウイナーのスキーパラダイス。近親に皐月賞馬キャプテントゥーレがいる。調教は美浦ウッドで一杯に追われ5F69秒台、1F12秒台後半。新馬を大きく追走し、最後はしっかり追いついて併入している。鞍上は大野騎手。
アディクション(牝、ハーツクライ×アディクティド、美浦・木村厩舎)
半兄クルーガー(マイラーズC)。美浦ウッドで4F54秒台、1F13秒台前半を楽にマーク。まだまだ変わり身が見込める。
カヌメラビーチ(牡、ロードカナロア×メジロツボネ、栗東・須貝厩舎)
半兄グローリーヴェイズ(きさらぎ賞2着)。CWで一杯に6F82秒台、5F67秒台、1F12秒台前半と水準レベルの時計をクリアし、古馬500万に1馬身先着している。鞍上はルメール騎手。
11月11日(日)
◆京都芝1800m
レティキュール(牝、ハーツクライ×ファッションプレート、栗東・斉藤崇厩舎)
母はサンタアニタオークスなど北米G1を2勝。調教はCWで5F68秒台、1F12秒台半馬の時計を余裕を持ってマークし、古馬1000万を追走し併入。調教をつけたルメール騎手(レースでも騎乗)も好評価しており、初戦から期待したい。
ガラチコ(牡、ディープインパクト×サファリミス、栗東・藤岡厩舎)
母は南米のG1勝ち馬。セレクトセールは直前で不参加になったが、出ていれば目玉になっていた馬。CWで一杯に追われ5F69秒台、1F13秒台前半の時計で古馬500万に遅れ。まだ目覚めていない感じだ。鞍上はCデムーロ騎手。
ペルクナス(牡、Majesticperfection×サンダーカップ、栗東・池江厩舎)
半姉はケンタッキーオークスなど北米G1を2勝。「血統的にはダート向きかもしれないが、芝から試してみる。素質を感じるし、稽古に乗ったジョッキーも感触を掴んでくれている」と池江師。CWで一杯に追われ5F66秒台、1Fは11秒台後半の好時計。1600万カフェブリッツにクビ差遅れたが、追走したもので中身は悪くない。将来はダートも考えているようだが、まずは芝でどんな走りを見せるか。鞍上はモレイラ騎手。
ヒルノアマランテ(牡、マンハッタンカフェ×マジェスティックラニア、栗東・昆厩舎)
半兄ガンマーバースト(JRA5勝、南関東地方競馬で重賞勝ち)。CWで一杯に6F81秒台後半、5F66秒台前半、1F13秒台半ばで、古馬1000万に半馬身程度先着。テンが速くなったので終いは少しかかったが、全体時計は速い。鞍上は横山典騎手。
◆京都芝1400m(牝)
フィブロライト(牝、エイシンフラッシュ×タンザナイト、栗東・音無厩舎)
半兄ダンビュライト(アメリカJCC)。調教は坂路54秒4−13秒4(一杯)。非力なタイプらしく、重い馬場に苦しんだが、レースの行われる芝でどんな走りを見せるか。鞍上は川田騎手。
ベルヴォワ(牝、ディープインパクト×アルーリングボイス、栗東・矢作厩舎)
母は重賞2勝、半姉アンヴァル(オープン2勝)。坂路54秒2−12秒9(一杯)で古馬1000万と併入。早熟性が強い血統で、新馬戦から注目。鞍上はMデムーロ騎手。
◆東京芝2000m
サトノラディウス(牡、ディープインパクト×アーヴェイ、美浦・国枝厩舎)
母はアメリカのG1勝ち馬。調教は美浦ウッドで5F69秒台後半、1F12秒台後半を楽にマークし、動きは良好。トレセンの評判も良く、楽しみな一頭だ。
テンペスタージ(牡、オルフェーヴル×ディラローシェ、美浦・戸田厩舎)
半兄フェノーメノ(天皇賞・春2勝)。「今のところ血統特有の気の悪さもないし、順調に調整できている。パワーがあっていい走りをする」と石井助手。調教は、ポリトラックで5F65秒台、1F13秒をマークしし、新馬に併入。最終調教の内容によっては1週デビューを延ばす可能性もある。鞍上は内田博騎手を予定。
◆東京ダート1600m
シハーブ(牡、ゴールドアリュール×サマーハ、美浦・藤沢和厩舎)
半兄シャケトラ(日経賞)。ポリトラック4F58秒台、1F12秒台後半を馬ナリでマーク。時計は平凡だが、藤沢厩舎らしく本数は多く、仕上がりは順調だ。鞍上はオドノヒュー騎手。
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