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1億8000万円のディープ産駒ダノンテイオーが京都で出陣!
ナリティー
2018年10月09日 (火) 08時26分 No.29
10月13日(土)
◆京都芝1600m
ウルクラフト(牝、ディープインパクト×ウミラージ、栗東・吉村厩舎)
全兄は皐月賞、菊花賞に出走したウムブルフ(4勝)。「ディープインパクト産駒らしい軽いフットワークをする。稽古は重たい馬場も苦にしていないが、実戦の芝にいけばもっといいと思う」と吉村師。1週前調教(以降も調教は主に1週前のもの)はCWでいっぱいに追われ5F68秒半ば、1F12秒。併せて1馬身遅れたが、相手が古馬1000万の馬では仕方がなく、時計は出ている。鞍上は松山騎手。
モンドヌーヴォー(牡、ハービンジャー×ラフォルジュルネ、栗東・藤岡厩舎)
母は4勝。母の妹にシャルール(重賞2着2回)、母の弟にアーデント(6勝)がいる。調教は坂路54秒2−13秒2(一杯)で、新馬のモズカクシダマに0.8秒遅れ。最終調教でどこまで詰められるか。鞍上は松若騎手。
◆東京芝1600m
メッシーナ(牝、ディープインパクト×シユーマ、美浦・萩原厩舎)
全兄はヘリファルテ(現4戦3勝)、ブレステイキング(現2勝)。美浦坂路で53秒7−12秒7(一杯)。時計は悪くないが、新馬と併せ、先行して遅れたのは少々心配。ただ上もそれほど調教は派手ではなかったので、こんなものかもしれない。レースへ行っての変身を見込む。
リーヴル(牡、ノヴェリスト×プラージュ、美浦・萩原厩舎)
母は3勝。3代母は重賞5勝のダイナフェアリー。一族にはローゼンカバリー、ホクトスルタンなど重賞で活躍した馬が複数いる。調教は美浦ウッドで一杯に追われ4F57秒、1F13秒で、ダノンキングリー(新馬)と併入している。1週前段階では、使ってからというイメージだ。
◆東京ダート1400m
ロサデラルス(牡、クロフネ×ロージーチャーム、美浦・新開厩舎)
近親にフサイチゼノン(弥生賞)、アグネスゴールド(スプリングS)がいる。美浦ウッドで5F68秒、1F12秒半ばの時計を楽にマークし、新馬戦へ向けて良好だ。
10月14日(日)
◆京都芝2000m
シフルマン(牡、ハービンジャー×ラブリネスオブパリ、栗東・中尾厩舎)
半兄シャンパーニュ(3勝)、祖母は秋華賞勝ち馬、ジャパンC2着のファビラスラフイン。調教は重い坂路やCWを避けポリトラックで行われ6F82秒、5F66秒前半、1F12秒前半を楽にマークし、新馬に大きく先着している。
クルージーン(牡、ロードカナロア×エリンコート、栗東・藤岡健厩舎)
母はオークス馬。調教はCWで5F68秒、1F12秒を一杯にマーク。サウンズオブアースを大きく先行し、最後は併入している。鞍上は藤岡佑騎手。
ダノンテイオー(牡、ディープインパクト×セリメーヌ、栗東・大久保龍厩舎)
セレクトセール1億9440万円(税込み)。母はフランスでG3を2勝し、フランスオークスで4着。調教はCWで一杯に追われ6F82秒台、5F66秒台、1F12秒後半。古馬500万のインターセクションに遅れたが、追走したもので悪くはない内容だ。
◆京都ダート1800m
ラズライトノヴァ(牡、オルフェーヴル×アナスタシアブルー、栗東・藤原英厩舎)
祖母はライラプス(クイーンC)。CWで5F68秒、1F12秒前半の時計を持ったままでマークし、古馬1000万と併入。藤原英厩舎なので8分程度の仕上げだろうが、それでも好勝負になりそうだ。鞍上はルメール騎手。
◆東京芝1800m
ラストヌードル(牡、オルフェーヴル×リュヌドール、美浦・手塚厩舎)
半兄は菊花賞有力馬のフィエールマン(ラジオNIKKEI賞2着)、半姉はルヴォワール(現4戦3勝)。「追い切る毎に動けるようになってきた。そのあたりは血統的な良さを感じるし、走りそう」と手塚師。美浦ウッド5F69台、1F13秒と時計は目立たないが、古馬1000万クロノスタシスを大きく追走し、最後は先着している。上2頭は体質が弱くキャリアは少ないが、素質は結構なもの。まずは順調に行ってほしい。鞍上は田辺騎手。
◆東京芝1600m(牝)
フォークテイル(牝、ロードカナロア×フォルクローレ、美浦・中川厩舎)
母は6勝し、G1にも出走。半兄はアルバート(重賞4勝)。母のきょうだいには、ダービー2着のインティライミをはじめオーバーザウォール、サンバレンティンと重賞勝ち馬が3頭いる。「1週前追い切りがいい時計で動いたように、いいモノがありそう。芝は合うと思うし、まずはマイルから」と中川師。この話にもあるように、美浦ウッドで5F66秒前半、1F12秒後半と速めの時計をマークし、古馬500万に2馬身先着。初戦から好勝負できる態勢だ。鞍上は石川騎手。
パッシングスルー(牝、ルーラーシップ×マイティースルー、美浦・黒岩厩舎)
母は4勝。近親にハクサンルドルフ(エプソムC2着)がいる。美浦ウッド5F68秒、1F13秒を余裕をもって出しており能力は感じられるが、カイバ食いが細いとのこと。レース当日の馬体はチェックしておきたい。鞍上は池添騎手。
フィリアプーラ(牝、ハービンジャー×プリンセスカメリア、美浦・菊沢厩舎)
半兄はアルフレード(朝日杯FS)。先週はたった1頭の除外に嵌ってしまった。そのため先週時点で仕上がっており、1週前は軽め(実際は最終調教だったのだが)。さすがに2週連続で軽めとは行かず、レース当週はもう少し時計を出してくるのではないか。最終調教に注目したい。
◆新潟芝1400m
プライドランド(牡、ディープインパクト×ザズー、栗東・高野厩舎)
全姉は現6戦3勝のアルーシャ。坂路で一杯に追われ56秒7−12秒9で、併せた新馬に1馬身先着している。鞍上は北村友騎手。
ロードマイウェイ(牡、ジャスタウェイ×フェリス、栗東・杉山厩舎)
母の姉はシンメイフジ(新潟2歳S)、3代母は名牝シンコウラブリイ(マイルCS)。坂路56秒0−12秒2を一杯にマークし、併せた相手に大きく先着している。
アロハブリーズ(牝、スクリーンヒーロー×コンドルショット、美浦・鹿戸厩舎)
母の妹にムードインディゴ(府中牝馬S勝ち馬、秋華賞2着)。美浦ウッドで4F54秒、1F13秒。外めを回っての時計で、内容は濃い。
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