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2・3歳馬情報

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POGドラフト人気馬、話題の一口クラブが注目初陣!
ナリティー 2018年08月13日 (月) 08時09分 No.21

icon 8月18日(土)
◆新潟芝2000m

アドマイヤユラナス(牡、ハービンジャー×ジュエルトウショウ、栗東・友道厩舎)
セレクトセールで近藤利一氏が6480万円(税込)で落札。祖母に宝塚記念などG1を3勝したスイープトウショウがいる。1週前調教は(以降も調教は主に1週前のもの)、CWで5F68秒台、上がり12秒を馬なりでマークと順調に来ている。同ライン(近藤氏−友道厩舎)のアドマイヤマーズは2戦2勝。この流れに続きたい。鞍上はデムーロ騎手。

◆小倉芝1200m

スカーヴァティ(牝、ロードカナロア×クッカーニャ、栗東・西園厩舎)
母は5勝し、オープンクラスまで出世。近親には交流G1を勝ったユートピアがいる。1週前の坂路は52秒9−13秒4を一杯と平凡だが、2週前のCWでは6F82秒台、5F66秒で、上がりは12秒後半となかなか速い時計を出している。

◆札幌芝1500m

ピンクブロッサム(牝、ヘニーヒューズ×ルナレガーロ、栗東・中内田厩舎)
半兄にムスコローソ(現2勝)。セレクトセールで6048万円(税込)の値がついている。「母方の血筋からスピードがあるし、パワフルなあたりは父の影響で洋芝も合いそう。稽古も動いているので初戦から楽しみ」と片山助手。調教は芝で6F79秒台、5F63秒、上がり12秒前半で、併せた相手と併入している。中内田厩舎は、ダノンプレミアムやミッキーチャームで野田夫妻とのパイプが太いが、元々はファハドラインがメイン。ファハド氏所有の同馬も当然期待は高いはずだ。鞍上はモレイラ騎手。

8月19日(日)
◆新潟芝1600m(牝馬限定)
サルトアトランテ(牝、ゴールドアリュール×サダムグランジュデ、栗東・西園厩舎)
母は5勝し、オープンクラスまで進んでいる。調教は1週前に坂路で54秒1−12秒7で併せたタムロドリームに遅れたが、2週前のCWでは6F82秒、5F65秒後半、1F12秒前半の時計を出し、タムロドリームに先着している。

ミリオンスターズ(牝、ヴィクトワールピサ×ミリオンウィッシーズ、美浦・宗像厩舎)
近親に新馬からフラワーCまで3連勝したファンディーナがいる。5月にも美浦で速めの時計を出していたが、一度放牧に出し、再入厩してのデビューとなった。調教は美浦ウッドで4F54秒、上がり14秒。モタれるなど難しいところもあるようだ。鞍上は北村宏騎手。

プロスペリティ(牝、ブラックタイド×プロミネント、美浦・手塚厩舎)
半姉はモアナ(現1600万)。母の兄にアドマイヤメイン(重賞2勝)がいる。調教は美浦ウッドで5F67秒、上がり12秒後半。併せたアンブロークンに遅れたが、相手は新潟2歳S有力馬なので仕方あるまい。時計そのものは水準レベルが出ている。鞍上は石川騎手。

アデリナ(牝、エイシンフラッシュ×マキノスペシャル、栗東・安田翔厩舎)
新たに誕生した一口クラブ・ニューワールドレーシング所属馬。同日小倉芝千八戦のセラールネイジュとともに、クラブのデビュー第1陣ということになる。CWで全体時計は遅いが、上がりは12秒を切る時計。安田翔厩舎は派手な時計を出さないケースが多いので、このレベルでも仕上がりは進んでいる。

◆新潟1400m

ダノンジャスティス(牡、キングマン×マンビア、栗東・中内田厩舎)
セレクトセールでは複数の常連馬主が競り合うほどの人気ぶり。最終的に9504万円(税込)でダノックスが落札している。2週前のCWでは5F66秒台、上がりは11秒半ばの好時計を出し、1週前も馬なりでCW66秒半ば、上がり12秒をマークと動き抜群。同厩ヴェロックスが小倉で大楽勝したが、この馬もデビュー戦でどんなパフォーマンスを演じるか注目である。

ホウオウカトリーヌ(牝、マツリダゴッホ×テルヌーヴ、美浦・栗田徹厩舎)
近親にカバトット(現1000万)。調教は美浦ウッドで5F67秒後半で、上がりは13秒前半。併せた相手に遅れたが、大きく追走したもので心配はない。

エスプランデル(牡、ノヴェリスト×ラシンティランテ、美浦・木村厩舎)
母は3勝、阪神JFでは3番人気にもなった。母の弟にトーセンスターダム(重賞2勝)がいる。1週前は美浦ウッドで5F68秒台、2週前には坂路で52秒8−12秒7の好時計を楽にマークしており、初戦から期待。

◆小倉芝1800m

ヴィクトリアピース(牝、ヴィクトワールピサ×ツルマルワンピース、栗東・橋口慎厩舎)
半兄ブラストワンピースはデビューから3連勝し、ダービーでも2番人気(5着)。兄の活躍により、この馬もPOGで人気が上がっていた。「追い切る毎に動きは良くなってきた。切れよりも長く脚を使うタイプで、距離もあっていい」と橋口慎師。調教はCWで5F72秒も、前半脚を溜めたおかげで終い1Fは11秒半ばと速い時計を出してきた。鞍上はアヴドゥラ騎手。

ミッキースピリット(牡、ディープインパクト×フリーティングスピリット、栗東・音無厩舎)
母はジュライC(G1)などを勝った欧州チャンピオンスプリンター。血統背景もあり、POGで人気になった一頭である。1週前は坂路で53秒2−12秒6を一杯にマーク。2週前にはCWで5F69秒台、上がり12秒前半の時計を出し、順調に調整は進んでいる。母系が短距離だけに、1800mの距離をこなせるかが鍵。鞍上は松若騎手。

ブラックモリオン(牝、ルーラーシップ×モルガナイト、栗東・池添学厩舎)
半兄ブラックスピネル(東京新聞杯)、母の弟にダンビュライト(アメリカJCC)がいる。CWで6F83秒、5F66秒前半、上がりは12秒後半。ここまで3頭がデビューし2頭が1着、1頭が2着と新馬戦好成績の池添学厩舎。仕上げに定評があり、この馬も初戦から好勝負を見込む。

セラールネイジュ(牝、ダイワメジャー×ビースヴィクトリア、栗東・武幸厩舎)
この馬もニューワールドレーシング所属のデビュー第1陣の馬。母の姉にクロッカスS勝ちのシーブリーズライフがいる。1週前は坂路55秒2と目立たないが、2週前にはCWで5F68秒、上がり12秒半ばの時計を出している。鞍上は武豊騎手。

◆札幌芝1800m

モンオール(牝、オルフェーヴル×モンヴェール、栗東・平田厩舎)
半兄は交流含めG1を4勝のゴールドドリーム。「父が替わって上とはタイプが違い、芝で良さそう。血統的に期待は大きいし、中距離くらいが良さそう」と平田師。調教は地味だが、鞍上ルメール騎手から期待度の高さが窺える。

カウディーリョ(牡、キングカメハメハ×ディアデラノビア、美浦・堀厩舎)
母は重賞3勝し、G1でも活躍。全姉ディアデラマドレ(重賞3勝)、全兄ディアデルレイ(現7勝)、半兄ドレッドノータス(京都2歳S)、サンマルティン(現6勝)と活躍馬が多数おり、POGでもお馴染みの一族。調教は目立たず、まだ不安もあることからデビューを伸ばす可能性もあるが、モレイラ騎手に依頼しており、出走へ傾いているようだ。

ディーイストワール(牡、ディープインパクト×エレクトラレーン、美浦・大和田厩舎)
母はドイツ2000ギニー(G2)勝ち馬。セレクトセールでは9720万円(税込)の値がついている。調教は函館ウッドで5F69秒台、上がり13秒前半。時計は、まだ詰められる余裕はある。

リオンリオン(牡、ルーラーシップ×アゲヒバリ、栗東・松永幹厩舎)
半兄メドウラーク(七夕賞)、母の弟にトゥザグローリー(重賞5勝)、トゥザワールド(有馬記念2着)、トーセンビクトリー(中山牝馬S)。セレクトセールでは9072万円(税込)で寺田千代乃氏が落札した。函館ウッドでは5F68秒台を出したが、上がりは13秒後半とかかっている。レースまで、もう少し詰めていきたい。

ミッキーポテト(牡、ノヴェリスト×ディナシー、美浦・菊沢厩舎)
先のリオンリオンとは、母が姉妹。調教は函館の芝で5F66秒前半、上がりは12秒後半を余裕をもってマークし、動きも良好とのこと。いとこ同士の戦いは見ものだ。





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